スキーマとカタログ

データベースのスキーマとカタログは,特定のユーザに適したデータベース要素とオブジェクトを保管するのに使える.特に大きなデータベースを扱う際に便利である.関数SQLSchemaNamesおよびSQLCatalogNamesは,データベース中のスキーマとカタログの名前を知りたいときに使う.この2つの関数には,データベースの特定の部分にのみ注目したい場合に,SQLTableNamesSQLTableInformationSQLTablesSQLColumnNamesSQLColumnInformationSQLColumnsのオプション"Schema""Catalog"が適用できる.

SQLCatalogNames[conn]データソースで使われているカタログをすべてリストする
SQLSchemaNames[conn]データソースで使われているスキーマをすべてリストする
SQLSchemaInformation[conn]データソースで使われているスキーマについての情報を返す

カタログとスキーマのリスト

このチュートリアルの例を実際に試してみて,記載の通りに動作しなかった場合は,「データベースの例の使用」で述べているように"DatabaseLink`DatabaseExamples`"パッケージを使ってデータベースをもとの状態に戻す必要があるかもしれない.

まずDatabaseLink パッケージをロードし,publisher例題データベースへの接続を開始する.

接続のスキーマ名を返す.

SQLSchemaInformationはデータベーススキーマについてのより詳しい情報を返す.

カタログ名を返す.このデータベースについてはカタログがない.