GraphStore`

JSONLD (.jsonld)

予備知識

    • MIMEタイプ:application/ld+json
    • RDFのグラフとデータ集合のためのJSONベース形式.

ImportとExport

  • Import["file.jsonld"]はJSON-LDファイルをインポートし,RDFStoreを返す.
  • Import["file.jsonld",elements]は指定された要素をインポートする.
  • Export["file.jsonld",expr]RDFStoreをJSON-LDファイルにエキスポートする.

要素

  • 一般的なImport要素:
  • "Elements" このファイルで使用可能な要素とオプションのリスト
    "Rules"各要素とオプションのための規則の完全リスト
    "Options"オプション,特性,設定のための規則のリスト
  • データ表現要素:
  • "Data"RDFStore
    "RawData"ネストした連想とリスト
  • "RawData"要素は"RawJSON"形式と等価である.インポートの結果は,インポートオプションの"Profile"と"Context"を指定することで,"compacted","expanded"あるいは"flattened"にできる.

オプション

  • Importオプション:
  • "Base"Automatic相対IRIの解決に使用する基底IRI
    "DocumentLoader"Automaticリモートのコンテキストのインポートに使われる関数
    "ExpandContext"None拡張中にアクティブなコンテキストの初期化に使うコンテキスト
    "ProduceGeneralizedRDF"False特性の位置に空白ノードを含むファイルをインポートするかどうか
  • "Base"の値はファイルが基底IRIを指定していない場合にのみ使用される.
  • "Base"には次の値が使える.
  • Automaticインポートされたファイルのファイル名
    None基底IRIはなし
    "iri" または URL["iri"]IRI
  • JSONファイルをRDFStoreとしてインポートするために,"ExpandContext"を与えることができる.
  • "RawData"要素のための追加的なImportオプションには以下がある.
  • "CompactArrays"True1要素の配列をその要素で置き換えるかどうか
    "Context"None圧縮のために使うコンテキスト
    "Profile"NoneどのようにしてデータをJSONLDとして表すか
  • "RawData"のインポート中に"CompactArrays","Context", "Profile"の各オプションを指定することは,Exportの最中にそれらのオプションを指定するのと同じ効果がある.
  • Exportオプション:
  • "CompactArrays"True1つの要素の配列をその要素で置換するかどうか
    "Context"None圧縮に使われるコンテキスト
    "ExpandContext"None拡張中にアクティブなコンテキストの初期化に使うコンテキスト
    "Profile""Compacted"どのようにしてデータをJSONLDとして表すか
    "UseNativeTypes"False数とブールリテラルをJSONの数とブーリアンとして表すかどうか
    "UseRDFType"Falserdf:typeの述語をrdf:typeまたは@typeとしてエキスポートするかどうか
  • "Context"は,短い項がどのようにIRIと関連するか,どのデータタイプの値を持っているか,IRIがどのクラスに属しているかを指定する連想である.
  • "Profile"は,データがJSONLDとしてどのように表されるかを指定する.以下は,指定可能な値である.
  • "Compacted"IRIを項と圧縮IRIに,値を数と文字列に短縮する
    "Expanded"すべての項と短い形式を拡張する
    "Flattened"ノードの全特性を単一のJSONオブジェクトに集め,各空白ノードのためのラベルを生成する

例題

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  (1)

アルバート・アインシュタインについてのドキュメントをインポートする:

出生日を求める:

同じグラフをエキスポートする:

キーと値を圧縮する"context"を指定する:

アプリケーション  (1)

さまざまなオブジェクトの質量についてのTurtleドキュメントをインポートする:

コンテキストを指定する:

RDFグラフをJSON-LDとしてエキスポートする: