GraphStore`

TriG (.trig)

予備知識

    • MIMEタイプ:application/trig
    • RDFデータ集合のためのテキストベース形式.

ImportとExport

  • Import["file.trig"]はTriGファイルをインポートし,RDFStoreを返す.
  • Import["file.trig",elements]は指定された要素をインポートする.
  • Export["file.trig",expr]RDFStoreをTriGファイルにエキスポートする.

要素

  • 一般的なImport要素:
  • "Elements" このファイルで使用可能な要素とオプションのリスト
    "Rules"各要素とオプションのための規則の完全リスト
    "Options"オプション,特性,設定のための規則のリスト
  • データ表現要素:
  • "Data"RDFStore
    "Base"相対IRIの解決に使用する基底IRI
    "Prefixes"接頭辞と名前空間IRIの連想

オプション

  • Importオプション:
  • "Base"Automatic相対IRIの解決に使用する基底IRI
  • "Base"の値はファイルが基底IRIを指定していない場合にのみ使用される.
  • "Base"には次の値が使える.
  • Automaticインポートされたファイルのファイル名
    None基底IRIはなし
    "iri" または URL["iri"]IRI
  • Exportオプション:
  • "Base"NoneIRIをその基底と相対的に生成する
    "Prefixes"<||>これらの接頭辞を使って接頭辞の付いた名前を生成する
  • 接頭辞の付いた名前の形式は pre:local である.対応するIRIは,接頭辞 pre と関連付けられた名前空間IRIを局所的な部分 local と繋ぐことで得られる.
  • "Base"と"Prefixes"を使ってエキスポートするファイルを短縮することができる.これらのオプションはファイルが表すRDFStoreの意味を変えることはない.

例題

  (1)

TriGデータをインポートする:

同じデータ集合をエキスポートする:

接頭辞を指定してIRIを短くする:

代りに基底を指定する: