HierarchicalClustering`
HierarchicalClustering`
Agglomerate
Agglomerate[{e1,e2,…}]
要素 e1, e2, …の階層的クラスタリングを返す.
Agglomerate[{e1->v1,e2->v2,…}]
各クラスタの ei を vi で表す.
Agglomerate[{e1,e2,…}->{v1,v2,…}]
各クラスタの ei を vi で表す.
詳細とオプション
- Agglomerateを使うためには,まず階層的クラスタリングパッケージをロードしなくてはならない.それにはNeeds["HierarchicalClustering`"]を実行する必要がある.
- AgglomerateはClusterオブジェクトを返す.
- クラスタ階層はDendrogramPlotを使って見ることができる.
- データ要素 ei は,それぞれの ei がすべて同じ次元であるような数値リスト,行列,テンソル,ブール要素のリスト,文字列のいずれかとなり得る.
- 次のオプションを使うことができる:
-
DistanceFunction Automatic 使用する距離(非類似度)尺度 Linkage Automatic 使用するクラスタリングの連結法 - デフォルト設定のDistanceFunction->Automaticでは,Agglomerateは数値データについてはSquaredEuclideanDistanceを,ブールデータについてはJaccardDissimilarityを,文字列データに対してはEditDistanceを使う.
- DistanceFunctionの設定は,任意の距離,非類似度の関数,あるいは2つの値の間の距離を定義する純関数 f とすることができる.
- Linkageは,メンバ要素間の非類似度がある場合に,クラスタ間の非類似度を決定する.
- Linkageオプションに可能な設定は次の通りである:
-
"Single" クラスタ間の最小非類似度 "Average" クラスタ間の平均非類似度 "Complete" クラスタ間の最大非類似度 "WeightedAverage" クラスタ間の重み付き平均非類似度 "Centroid" クラスタの重心からの距離 "Median" クラスタの中央値からの距離 "Ward" ウォードの最小分散非類似度 f 純関数 - 関数 f は,クラスタ k からクラスタ i と j の融合により形成された新しいクラスタまでの距離を計算する.
- f に与えられる引数は dik,djk,dij,ni,nj である.ここで,d はクラスタ間の距離であり,n はクラスタ内の要素の数である.
例題
すべて開くすべて閉じるオプション (2)
DistanceFunction (1)
ManhattanDistanceを使ったクラスタ階層:
Wolfram Research (2007), Agglomerate, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/HierarchicalClustering/ref/Agglomerate.html.
テキスト
Wolfram Research (2007), Agglomerate, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/HierarchicalClustering/ref/Agglomerate.html.
CMS
Wolfram Language. 2007. "Agglomerate." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/HierarchicalClustering/ref/Agglomerate.html.
APA
Wolfram Language. (2007). Agglomerate. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/HierarchicalClustering/ref/Agglomerate.html