LibraryLink`
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AbortQ (C 関数)

Wolfram言語が放棄の処理中の場合TRUEを返す.

詳細

  • Wolfram言語から呼び出されたライブラリ関数のC/C++コードで使われる.
  • 長時間実行されるコードは,ユーザが計算を放棄したかどうかを確認するためにAbortQを呼び出さなければならない.
  • AbortQを呼び出すのは,関数が放棄だけでなく,評価についてノートブックフロントエンドのコントロールと動的構造が生成するもの等のプリエンプティブな要求を確実に生成するようにする正しい方法である.
  • 関数に渡された,またはgetWSLINKが作成したWSLINKオブジェクトはいずれも放棄が検出された後に削除される.放棄処理の一部としてリンクをクリーンアップする必要はない.

例題

  (1)

長い計算をWolfram言語から放棄できるようにする:

while( !longTaskComplete()) {
doSomething();
if (libData->AbortQ()) {
return;
}
}