LibraryLink`
LibraryLink`MNumericArray_convertType (C 関数)
errcode_t MNumericArray_convertType(MNumericArray* out, const MNumericArray na,const numericarray_data_t type, const numericarray_convert_method_t method, const mreal tol)
MNumericArrayのデータ型を変換するライブラリコールバック関数.
詳細
- Wolfram言語から呼び出されたライブラリ関数のC/C++のコードで使われる.
- MNumericArrayオブジェクトのデータ型を変換する.
- type,method,または tol の引数が正しくない,あるいはメモリが十分でない場合,非零のエラーコード値が返される.
- 出力先 はヌル(0)またはMNumericArray_newで割り当てられたMNumericArrayでなければならない.
- がヌルの場合,結果は割り当てられる.
- が適切な型と大きさである割り当てられたMNumericArrayである場合,*out のデータは変更される.
- type には以下の設定が使用できる:
-
MNumericArray_Type_Bit8 "Integer8" からまでの符号付8ビット整数 MNumericArray_Type_UBit8 "UnsignedInteger8" 0から255までの整数 MNumericArray_Type_Bit16 "Integer16" からまでの符号付16ビット整数 MNumericArray_Type_UBit16 "UnsignedInteger16" 0から65535までの整数 MNumericArray_Type_Bit32 "Integer32" からまでの符号付32ビット整数 MNumericArray_Type_UBit32 "UnsignedInteger32" 0からまでの整数 MNumericArray_Type_Bit64 "Integer64" からまでの符号付64ビット整数 MNumericArray_Type_UBit64 "UnsignedInteger64" 0からまでの整数 MNumericArray_Type_Real32 "Real32" 単精度実数(32ビット) MNumericArray_Type_Real64 "Real64" 倍精度実数(64ビット) MNumericArray_Type_Complex_Real32 "ComplexReal32" 単精度複素数 MNumericArray_Type_Complex_Real64 "ComplexReal64" 倍精度複素数 - method には以下の設定が使用できる:
-
MNumericArray_Convert_Check "Check" 値が type と互換であるかどうか確認する MNumericArray_Convert_Coerce "Coerce" type に強制する MNumericArray_Convert_Round "Round" 実数を整数に丸める MNumericArray_Convert_Clip_Check "ClipAndCheck" 範囲内になるように切り取り,値が type と互換であるかどうか確認する MNumericArray_Convert_Clip_Coerce "ClipAndCoerce" 範囲内になるように切り取り,type に強制する MNumericArray_Convert_Clip_Round "ClipAndRound" 範囲内になるように切り取り,実数を整数に丸める - の場合,10進数精度 p の2つの非零の数 x と y は10進数許容範囲 tol に等しいと想定される.