NETLink`

SendDelegateArguments

AddEventHandlerおよびNETNewDelegateのオプションであり，どの代表の引数をWolfram言語のコールバック関数に渡したいかを指定する．

詳細とオプション

SendDelegateArgumentsを使うためには，まず.NET/Link をロードしなくてはならない．それにはNeeds["NETLink`"]を実行する必要がある．
デフォルトの値はAllである．
引数指標を表す数のリストを使って，どの引数を送るかを指定することができる．例えば，SendDelegateArguments->{1,3}は第1引数と第3引数のみを送ることを意味する．
Noneあるいは{}を使って引数を送らないことを指定する．
デフォルトでは，代表のシグナチャを持つ引数はすべて代表に割り当てられたWolfram言語関数に送られる．その引数の一部あるいはすべてを必要としない場合には，SendDelegateArgumentsを使って引数の一部を削除し，より効率的にコールバックを行うことができる．
効率性は，一般にオブジェクトである引数についてだけ問題になることで，整数あるいは文字列のようなプリミティブの型である引数には関係がない．

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