RLink`

RTypeOfHighLevelExpression

RTypeOfHighLevelExpression[expr]

expr が属するRLinkのデータ型の名前（通常は文字列の名前）を返す．

詳細とオプション

expr がR言語オブジェクトについてのRLinkの有効な高レベル表現である場合には，この型の名前（通常は文字列）が返される．その他の場合には，RTypeOfHighLevelExpression[expr]]はNoneを返す．
expr が現在登録されているRLinkの拡張データ型の1つのパターンにマッチする場合には，RTypeOfHighLevelExpression[expr]はその型の名前を返す．そのようなマッチはないが，expr がR言語オブジェクトについてのRLinkの有効な低レベル表現であるという場合には，"core"が返される．
現在登録されているデータ型の中で，そのパターンが expr にマッチするものが2つ以上ある場合には，最初に登録された型の名前が返される（型のシステムを拡張するユーザは，通常そのような型の衝突が起らないように気を付けるべきである．そのような衝突がまったく起らないようにするためには，型の送信または認識をR言語オブジェクトの"class"属性に基づくとよい）．

中核となるRLinkの型の1つを持つR言語オブジェクトについては，RTypeOfHighLevelExpressionは常に"core"を返す：

以下はデータフレームの型についての例である．この型は，RLinkの拡張機能を通して実装された拡張データ型である：

以下は，現在登録されている拡張データ型あるいは中核となるRLinkのデータ型のいずれにも対応しない，任意の式についてのクエリである：

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