参考
TetGenはベルリンのWeierstrass Institute for Applied Analysis and Stochastics (WIAS)のHang Si氏(Research Group: Numerical Mathematics and Scientific Computing)により作成された．詳細はhttp://tetgen.orgを参照されたい．
Wolfram言語関数
ここでは TetGenLink により提供されるWolfram言語関数について説明する
TetGen式
| TetGenCreate | TetGen式のインスタンスを生成する |
| TetGenDelete | TetGen式のインスタンスを削除し |
| TetGenExpression | TetGenオブジェクトのインスタンスを代表する |
| TetGenExpressions | アクティブなTetGen式のリストを返す |
TetGenセレクタ
ここでは TetGenLink により提供される，TetGenインスタンスからデータを抽出するWolfram言語関数について説明する．
| TetGenGetEdges | TetGen式の中の辺を得る |
| TetGenGetElementAttributes | TetGen式の中の要素の属性を得る |
| TetGenGetElements | TetGen式の中の要素を得る |
| TetGenGetFaceMarkers | TetGen式のための面のマーカーを返す |
| TetGenGetFaces | TetGen式の中の面を得る |
| TetGenGetFacetHoles | 面にある穴を得る |
| TetGenGetFacetMarkers | TetGen式の面のマーカーを返す |
| TetGenGetFacets | TetGen式の面を返す |
| TetGenGetHoles | TetGen式の穴を返す |
| TetGenGetNeighbors | TetGen式の中の近傍を得る |
| TetGenGetPointMarkers | TetGen式の中の点のマーカーを返す |
| TetGenGetPoints | TetGen式の中の点を返す |
| TetGenGetRegions | TetGen式の中の領域を返す |
TetGenミューテータ
ここでは TetGenLink により提供される，TetGenインスタンスにデータを設定するWolfram言語関数について説明する．
| TetGenSetFacetHoles | ファセットに穴を設定する |
| TetGenSetFacetMarkers | TetGen式にファセットのマーカーを設定する |
| TetGenSetFacets | TetGen式にファセットを設定する |
| TetGenSetHoles | TetGen式に穴を設定する |
| TetGenSetMessages | TetGenからのメッセージ出力を有効／無効にする |
| TetGenSetPointMarkers | TetGen式に点のマーカーを設定する |
| TetGenSetPoints | TetGen式に点を設定する |
| TetGenSetRegions | TetGen式に領域を設定する |
| TetGenSetTetrahedraVolumes | 四面体の体積の制約を設定する |
TetGen関数
ここでは TetGenLink により提供される，さまざまな計算幾何学タスクを計算するWolfram言語関数について説明する．
| TetGenConvexHull | 3Dの点集合に対する凸包を生成する |
| TetGenDelaunay | 3Dの点集合に対するドロネー三角形分割を生成する |
| TetGenDetectIntersectingFacets | 点および横断するファセットのリストを返す |
TetGen文字列コード
以下は，さまざまな計算幾何学タスクを実行するのに TetGenLink で必要とされる文字列コード（コマンドスイッチ）を説明したものである．
| "p" | PLC(picecwise linear complex)を四面体分割する |
| "q" | 高精度メッシュの生成．半径と辺の最小比（デフォルトは2.0）が指定できる |
| "a" | 四面体の最大容積制限を適用する |
| "A" | 任意領域の四面体を見付けるための属性を割り当てる |
| "r" | 以前に生成されたメッシュを再構築または微調整する |
| "Y" | 境界ファセットまたは境界セグメントの分割を抑制する |
| "i" | 追加点のリストをメッシュに挿入する |
| "M" | 同一平面上のファセットをマージしない |
| "T" | 同一平面テストの許容誤差（デフォルトは10-8）を設定する |
| "d" | PLCファセットの交差点を検出する |
| "o2" | 二次のサブパラメトリック要素を生成する |
| "C" | 最終メッシュの一貫性をチェックする |
| "Q" | Quiet：エラー以外のターミナル出力を出さない |
さまざまな計算幾何学タスクを実行するのにTetGenで必要とされる文字列コード