編集メニューに関するトークン

Wolfram言語では,適切なフロントエンドトークンを送ることによって,任意のフロントエンドコマンドがプログラムを介してカーネル内から実行できる.トークンは全標準メニューコマンドと,デフォルトのフロントエンドメニュー設定では直接アクセスできないメニューコマンドについて存在する.

FrontEndTokenExecute フロントエンドトークンで指定されたメニューのようなコマンドを実行する

"Undo" 最後に行った動作を取り消す

"Cut" 選択範囲を削除し,クリップボードにコピーする

"Copy" 選択範囲を削除しないで,クリップボードにコピーする

"Paste" クリップボードの現在の内容を挿入位置にペーストする

"Clear" 選択範囲をクリップボードにコピーせずに削除する

"ExpandSelection" 選択範囲を含む1つ高いレベルの部分式をハイライトする

"SelectAll" ノートブックのすべてのセルを選択する

"Balance" 合致する最も近いカッコ文字まで選択範囲を拡張する

"CompleteSelection" 部分的にタイプされた関数名を補完する

"TemplateSelection" 選択された関数のテンプレートを挿入する

"FindNextMisspelling" 誤った綴りの単語を探し出し,修正する

"FindDialog" 現行のノートブックでテキストを探す

"SelectionSetFind" 選択されている文字列を検索テキストとして入力する

"PreferencesDialog" 環境設定ダイアログボックスを開く