AllowVersionUpdate
PacletInstallおよびPacletInstallSubmitのオプションで,パクレットがインストール済みのときに,より新しいバージョンをインストールすべきかどうかを指定する.
詳細
- 次は,使用可能な設定である.
-
True より新しいバージョンのインストールを許可する False より新しいバージョンのインストールを許可しない - AllowVersionUpdateFalseのときは,PacletInstallを呼び出して指定されたパクレットがインストールされていることが確認ができるが,すでにそのパクレットがシステムにインストールされているときは,たとえより新しいバージョンが利用可能であっても,何の変更も行わない.
例題
例 (1)
ExamplePacletの既存のバージョンがあればアンインストールする:
Wolframパクレットサーバからバージョン1.0をインストールする:
サーバにはExamplePacletのバージョン2.0もあるが,AllowVersionUpdateFalseオプションがあるのでローカルコピーは更新されない:
AllowVersionUpdateFalseがないと,PacletInstallは最新バージョンをインストールして1.0と置き換える:
テキスト
Wolfram Research (2020), AllowVersionUpdate, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/AllowVersionUpdate.html.
CMS
Wolfram Language. 2020. "AllowVersionUpdate." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/AllowVersionUpdate.html.
APA
Wolfram Language. (2020). AllowVersionUpdate. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/AllowVersionUpdate.html