CreateFile
CreateFile["file"]
file という名前のファイルを作る.
使用中のコンピュータシステムの一時ファイルのデフォルトエリアにファイルを作る.
詳細とオプション
- "file"にパス名の区切りがないとき,CreateFileは現在の作業ディレクトリにファイルを作る.
- 相対パスは現在の作業ディレクトリとの関係で解釈される.
- CreateFileはファイルを作るだけで,開きはしない.
- 作られたファイルは,続けて読取りや書込みのためにバイナリモードあるいはテキストモードで開くことができる.
- CreateFileは作成したファイルの完全名を返す.ファイルが作成できない場合は$Failedを返す.
- CreateFileは属性Listableを有する.
- CreateFile[]は$TemporaryDirectoryの現行値で指定されたディレクトリにファイルを作る.
- デフォルト設定のCreateIntermediateDirectories->Trueは,必要な場合に中間的なディレクトリを作成するように指定する.
- OverwriteTarget->Trueの設定では,CreateFileは既存ファイルをサイズ0に切り取る.
- File["path"]を使ってファイル名を指定することができる.
例題
すべて開くすべて閉じる特性と関係 (1)
CreateTemporary[]は,基本的に,引数がないCreateFile[]に等しい:
Wolfram Research (2016), CreateFile, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/CreateFile.html (2019年に更新).
テキスト
Wolfram Research (2016), CreateFile, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/CreateFile.html (2019年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2016. "CreateFile." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2019. https://reference.wolfram.com/language/ref/CreateFile.html.
APA
Wolfram Language. (2016). CreateFile. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/CreateFile.html