DialogReturn
DialogReturn[expr]
ダイアログウィンドウを閉じ，ダイアログから式 expr を返す．
ダイアログウィンドウを閉じ，Nullを返す．
詳細
- DialogInputで作成されたダイアログの中でDialogReturn[expr]が使われた場合，DialogInputが返す値は expr である．
- CreateDialogで作成されたダイアログの中でDialogReturn[expr]が使われた場合，expr は評価された後に廃棄される．
例題
すべて開く すべて閉じる例 (2)
スコープ (3)
この入力はダイアログウィンドウを立ち上げるが，戻り値は待たない：
ダイアログウィンドウに入力するとnameが動的に変更されるがresには即時的な影響はない：
ダイアログウィンドウが開いている間，カーネルは他の入力を評価する：
続行ボタンをクリックすると，DialogReturn[res=name]の影響を見ることができる：
特性と関係 (3)
これはDialogReturn[]を使ってダイアログノートブックから戻る：
明示的なDialogReturn[]の代りにDefaultButton[]を使うことができる：
CancelButton[]は暗黙裡にDialogReturn[$Canceled]を使う：
テキスト
Wolfram Research (2007), DialogReturn, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/DialogReturn.html.
CMS
Wolfram Language. 2007. "DialogReturn." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/DialogReturn.html.
APA
Wolfram Language. (2007). DialogReturn. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/DialogReturn.html