Dt

Dt[f,x]

全微分商 df/dx を与える.

Dt[f]

全微分 df を与える.

Dt[f,{x,n}]

多重微分 dnf/dxn を与える.

Dt[f,x1,x2,]

d/dx1 d/dx2 f を与える.

詳細とオプション

  • Dt[f,x1,,Constants->{c1,}]は,ciの全微分商がゼロになる定数であることを指定する.
  • 属性Constantが与えられているシンボルは,その全微分商がゼロである定数とみなされる.
  • あるオブジェクトが定数と指定された場合,このオブジェクトを頭部とするすべての関数が定数であるとみなされる.
  • 明示的に指定されないすべての値は,xiに依存するとみなされる.
  • Dt[f]等に値を割り当てることで全微分商を指定することができる.

例題

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  (4)

についての全微分商を求める:

の全微分を求める:

について二階全微分商を求める:

2つの変数について全微分商を求める:

スコープ  (4)

定数の全微分商は0である:

一般的な単項式の全微分:

三角関数の全微分:

総和を含む全微分の既約:

積:

商:

合成:

対数的全微分商:

オプション  (3)

Constants  (3)

についての定数であると指定する:

についての定数であると指定する:

TagSetを使って定数を指定する:

特性と関係  (1)

のみの関数の全微分商はその導関数に等しい:

Wolfram Research (1988), Dt, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Dt.html.

テキスト

Wolfram Research (1988), Dt, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Dt.html.

CMS

Wolfram Language. 1988. "Dt." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/Dt.html.

APA

Wolfram Language. (1988). Dt. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Dt.html

BibTeX

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BibLaTeX

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