FileSystemTree
FileSystemTree[root]
キーが root 内のファイル名でデータがこれらのファイルの完全名である木を与える.
FileSystemTree[root,levelspec]
levelspec で指定されたレベルにあるファイルが部分木で表される木を与える.
FileSystemTree[root,levelspec,r]
レベルを組み合せて最大レベル r の木を与える.
詳細とオプション
- FileSystemTreeはTreeLevelにおけるのと同じように標準的なレベル指定を使う.
-
n レベル1からレベル n まで All レベル0からInfinityまで Infinity レベル1からInfinityまで {n} レベル n のみ {n1,n2} レベル n1からレベル n2まで - FileSystemTree内の levelspec のデフォルト値は{0,Infinity}である.
- FileSystemTreeにはTreeのオプションと同じものが使える.
- 次は,FileSystemTreeに使用可能なその他のオプションである.
-
IncludeDirectories False 各ディレクトリの葉としてAllを含めるかどうか FileNameForms All 指定された形式の名前を持つファイルを含める MaxItems Infinity ディレクトリから含める項目の最大数 - FileNameFormsにはFileNamesの第1引数に使える任意の形式指定が使える.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (3)
オプション (12)
FileNameForms (1)
FileNameForms->patt と指定することで,このパターンにマッチするファイルだけが木に含まれるようになる:
IncludeDirectories (1)
すべてのディレクトリの子としてAllを含める:
MaxItems (1)
デフォルトで,木には指定のディレクトリとサブディレクトリの全ファイルが含まれる:
MaxItemsn と指定すると木には各ディレクトリから最大で n 項目しか含まれなくなる:
木のレイアウトとグラフィックスオプション (3)
特性と関係 (1)
TreeExpression[FileSystemTree[root,…],"FileSystem"]はFileSystemMap[Identity,root,…]に等しい:
テキスト
Wolfram Research (2022), FileSystemTree, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/FileSystemTree.html.
CMS
Wolfram Language. 2022. "FileSystemTree." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/FileSystemTree.html.
APA
Wolfram Language. (2022). FileSystemTree. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/FileSystemTree.html