FractionBoxOptions
FractionBoxオブジェクトの設定を指定するオプションである.
詳細
- 典型的な用法はFractionBoxOptions->{opt1->val1,opt2->val2,…}である.
- 設定可能なオプション
-
AllowScriptLevelChange True ∑, ∏, ∫ のような演算子を常に通常よりも小さい大きさで表示するかどうかを指定 BaseStyle {} ベーススタイル指定 FractionLine Automatic 分数の分母と分子を分ける線の太さを指定 MultilineFunction Automatic ボックスオブジェクトのコンテンツが1行に収まらないほど長い場合にどうするかを指定 - 分数はまたは「挿入」▶「タイプセット」▶「分数」メニューより入力できる.
- デフォルト設定のMultilineFunction->Automaticでは,ボックスオブジェクトのコンテンツを複数行にするように再フォーマットされることがある.この場合,例えば分数の二次元式による表示が「/」を使った表示に変わったり,二次元の指数表記が「^」記号で指数を表すようになる変更があるかもしれない.改行された場所は記号で示される.
- MultilineFunction->LineWrapPartsの設定では2Dの形式を保ちながら,分子,分母は与えられたスペースにフィットするように改行される.改行された場所は記号で示される.
- MultilineFunction->Noneの設定では,分子,分母は2行以上に渡って分割されることはない.
- 選択された分数では MultilineFunctionはFractionBox オブジェクトのオプションであり,選択範囲のみに適用される.
- MultilineFunctionはFractionBoxOptionsオプションのサブオプションとして設定され,セルのすべてのFractionBoxのMultilineFunctionのデフォルト値を設定する.
例題
Wolfram Research (1999), FractionBoxOptions, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/FractionBoxOptions.html.
テキスト
Wolfram Research (1999), FractionBoxOptions, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/FractionBoxOptions.html.
CMS
Wolfram Language. 1999. "FractionBoxOptions." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/FractionBoxOptions.html.
APA
Wolfram Language. (1999). FractionBoxOptions. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/FractionBoxOptions.html