FrameTicks
2Dグラフィックス関数に与えるオプションで,枠の辺に与える目盛を指定する.
詳細
- FrameTicksの設定可能な指定値
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None 目盛を付けない Automatic 自動的に目盛を付ける True 底辺と左側の辺に自動的に目盛を付ける All すべての辺に自動的に目盛を付ける {{left,right},{bottom,top}} 各辺の目盛のオプションを個別に指定 - 各辺に個別の目盛指定を行う際は,Allで目盛ラベルを使うように指定する.
- 自動設定の目盛は,通常,座標の数値の小数桁数が最小の値になる点に付けられる.
- 各辺について,次の目盛オプションを使うことができる.
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None 目盛は描かない Automatic 目盛の位置とラベルは自動的に選択される All 自動的な位置にラベルが付けられる {x1,x2,…} 目盛は指定の位置に描かれる {{x1,label1},{x2,label2},…} 目盛は指定されたラベルを付けて描かれる {{x1,label1,len1},…} 目盛は指定されたスケールされた長さで描かれる { { x 1 , label 1 , { plen 1 , mlen 1 } } , … }目盛は正負の方向に指定された長さで描かれる {{x1,label1,len1,style1},…} 目盛は指定のスタイルで描かれる func 目盛指定を得るために xmin, xmaxに適用される関数 - 明示的なラベルが与えられていない場合,目盛ラベルは目盛の位置の数値として与えられる.
- 任意の式を目盛ラベルとして使うことができる.
- 目盛の長さはプロット全体の長さとの割合として与えられる.
- 目盛のスタイルには任意のグラフィックス指示子を含めることができる.
- 目盛の関数 func[xmin,xmax]は他の任意の目盛オプションを返すことがある.
- FrameTicksStyleは,枠目盛と目盛ラベルに使用するデフォルトスタイルを返す.
- 目盛は,Frameで指定されているように,枠が描かれているときのみ表示される.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (4)
スコープ (10)
FrameTicksの位置とラベル (4)
FrameTicksのスタイル (6)
FrameTicksStyleを使って全体的な枠目盛のスタイルを指定する:
個別にスタイル付けされた枠目盛もFrameTicksStyleとともに使うことができる.優先順位は前者が高い:
特性と関係 (6)
FrameTicksStyleは枠目盛と枠目盛のラベルに影響する:
LabelStyleは枠目盛ラベルを含むすべてのラベル状の要素の全体的なスタイルを提供する:
FrameTicksStyleはLabelStyleとともに使うことができる.優先順位は前者が高い:
FrameStyleは枠,枠のラベル,枠目盛,枠目盛のラベルのスタイルに影響する:
FrameTicksStyleはFrameStyleとともに使うことができる.優先順位は前者の方が高い:
個別にスタイル付けされた枠目盛を他のスタイルと共に使うことができる.優先順位は前者の方が高い:
Ticksは座標軸の目盛と目盛ラベルを制御する:
DateListPlotを使って日付と時刻に対応する枠目盛を得る:
テキスト
Wolfram Research (1991), FrameTicks, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/FrameTicks.html (2008年に更新).
CMS
Wolfram Language. 1991. "FrameTicks." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2008. https://reference.wolfram.com/language/ref/FrameTicks.html.
APA
Wolfram Language. (1991). FrameTicks. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/FrameTicks.html