FreeformEvaluate

FreeformEvaluate["query"] または =[query]

Wolfram|Alphaを使って query を解釈し,結果を計算する.

FreeformEvaluate["query",h]

query を解釈し,解釈の結果を頭部 h で包み込む.

詳細とオプション

  • FreeformEvaluateは,入力に対して挿入 インライン自由形式入力 ()と同じ解釈を行う.
  • "query"に対して複数の解釈が可能であるとき,FreeformEvaluate["query"]は常にデフォルトの解釈を使用する. »
  • 次は,使用可能なオプションである.
  • InputAssumptions {}APIの呼び出しに含める仮定
    TimeConstraint 20APIの呼び出しに何秒使えるか

例題

すべて開くすべて閉じる

  (2)

テキスト文字列を対応する実体に変換する:

2つの株価の比を計算する:

スコープ  (7)

数量を解釈する:

時間を解釈する:

日付を計算する:

テキストによる数式をインポートする:

画像を見付ける:

色を作成する:

評価されないように,解釈結果をHoldCompleteで包み込む:

オプション  (2)

InputAssumptions  (1)

m を分と解釈するように指定する:

デフォルトでは,メートルと解釈される:

TimeConstraint  (1)

評価に使う時間を1秒に制限する:

この制限は解釈のみに対するもので,続く評価に使われる時間を制限するものではない点に注意のこと:

アプリケーション  (1)

ベテルギウス星の周りの空を表示する:

特性と関係  (3)

挿入 インライン自由形式入力は,クエリを非同期的に解釈する:

続く任意の計算は主評価ループで行われる:

FreeformEvaluateは,主評価ループで解釈と計算の両方を行う:

=[query]は,常にquery のデフォルト解釈を返す:

異なる解釈には,挿入 インライン自由形式入力 ()でインタラクティブにアクセスできる:

InputAssumptionsオプションを使ってプログラム的にアクセスすることもできる:

FreeformEvaluateSemanticInterpretationは,どちらもテキストのWolfram言語による翻訳である:

次は,Wolfram言語によって厳密に表すことができる計算である:

次のクエリはSemanticInterpretationではなくFreeformEvaluateのための答を生成する:

これは,問いを厳密にWolfram言語で表すことができないからである:

しかし,FreeformEvaluateは,可能な答を求めてWolfram Knowledgebaseをスキャンする:

考えられる問題  (1)

FreeformEvaluateの演算子形は右大カッコを含むことはできない:

大カッコを含むクエリはFullFormを使って入力できる:

Wolfram Research (2024), FreeformEvaluate, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/FreeformEvaluate.html.

テキスト

Wolfram Research (2024), FreeformEvaluate, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/FreeformEvaluate.html.

CMS

Wolfram Language. 2024. "FreeformEvaluate." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/FreeformEvaluate.html.

APA

Wolfram Language. (2024). FreeformEvaluate. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/FreeformEvaluate.html

BibTeX

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BibLaTeX

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