GeometricSolveValues
GeometricSolveValues[scene,expr]
GeometricSceneオブジェクト scene によって定義された記号幾何学量 expr について解く.
GeometricSolveValues[scene,{expr1,expr2,…}]
expr1,expr2, …についての scene の解を含むリストを返す.
詳細
- 単一の数量が指定されている場合,結果は scene の有効なインスタンスに出現可能な数量の値のリストである.
- 数量のリストが指定されている場合,結果は scene の有効なインスタンスに出現可能な数量の値のリストのリストである. »
- scene がRandomInstanceによって返されているかのように scene のすべての点座標と数量に数値が割り当てられているなら,出力はそれらの値のみに基づく. »
- scene のすべての点座標と数量に数値が割り当てられているのではなく,expr がシーンの不変式であると断定できないなら,出力は数値ではないかもしれない. »
- 座標の記号表現にはIndexedが使われる. »
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (6)
特性と関係 (4)
GeometricSolveValues[scene,expr]の expr がリストでなければ,結果は使用可能な値のリストになる:
expr がリストの場合はたとえそれが1要素しかないリストでも,結果は使用可能な値のリストのリストになる:
点の座標を使った結果はIndexedで表される:
抽象的なシーンの結果は,それが幾何学で一意的に記述できる場合でも,その記述のみに基づく:
直角を挟む辺の長さは指定されているが斜辺 は未知である直角三角形があるシーンについて考える:
GeometricSceneオブジェクトの部分値の"AlgebraicFormulation"は,シーンが有効になるための制約条件を結合したものを与える:
斜辺 は,SolveValuesを代数的定式化に使うことで,あるいはGeometricSolveValuesを直接シーンに使うことで解くことができる:
テキスト
Wolfram Research (2024), GeometricSolveValues, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/GeometricSolveValues.html.
CMS
Wolfram Language. 2024. "GeometricSolveValues." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/GeometricSolveValues.html.
APA
Wolfram Language. (2024). GeometricSolveValues. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/GeometricSolveValues.html