HeaderDisplayFunction
Datasetのオプションで,表示前にヘッダに適用する関数を指定する.
詳細
- HeaderDisplayFunctionの設定は任意の純関数でよい.
- オプションHeaderDisplayFunctionf を使うと,データ集合内のヘッダが表示される前に,全ヘッダに指定された関数が適用される.
- オプションHeaderDisplayFunctionf を使うと,表示されたヘッダが f[header,position,dataset]で与えられる.
- HeaderDisplayFunctionの設定は次のように与えることで,個々の項目に別々に適用できる.
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spec spec をすべてのヘッダに適用する {spec1,spec2,…,specn} speckをデータ集合のレベル k のヘッダに適用する 個々のヘッダに明示的な規則を使うことも許す - speckは以下の形式を持つことができる.
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{s1,s2,…,sn} s1から snまでを使い,次にデフォルトを使う {{c}} すべての場合に c を使う {{c1,c2}} c1と c2を交互に使う {{c1,c2,…}} すべての ciを循環的に使う {s,{c}} s を使い,次に c を繰り返し使う {s1,{c},sn} s1を使い,次に c を繰り返し使うが,最後は snを使う {s1,s2,…,{c1,c2,…},sm,…,sn} 最初の一続きの siを使い,次に ciを循環的に使い,最後に siの最後の一続きを使う {s1,s2,…,{},sm,…,sn} はじめに siの最初の一続きを使い,最後に終りの一続きを使う - 規則は ispec の形をしている.i はデータ集合内の位置を指定する.
- 位置はパターンでもよい.
- ヘッダの位置は,ヘッダにカーソルを合わせてデータ集合の一番下から読むことができる.
- 規則の左辺がリストではないとき,設定は左辺をキーあるいは指標として持つ任意の位置に適用される.
例題
すべて開くすべて閉じる考えられる問題 (1)
HeaderDisplayFunctionの値は明示的な純関数でなければならない.その他の値を使っても効果はない:
Wolfram Research (2020), HeaderDisplayFunction, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/HeaderDisplayFunction.html.
テキスト
Wolfram Research (2020), HeaderDisplayFunction, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/HeaderDisplayFunction.html.
CMS
Wolfram Language. 2020. "HeaderDisplayFunction." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/HeaderDisplayFunction.html.
APA
Wolfram Language. (2020). HeaderDisplayFunction. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/HeaderDisplayFunction.html