ImagePadding
グラフィックス関数のオプションで,太線のような拡張オブジェクトや目盛や軸ラベルのような注釈用に,絶対的に余分な充填をどの程度残すかを指定する.
詳細
- ImagePaddingの設定値は印刷用ポイント数で与えられる.
- ImagePaddingによって指定される充填は,ImageSizeで定義される範囲の内側で,PlotRangeとPlotRangePaddingで定義される範囲の外側に置かれる.
- ImagePaddingが取り得る設定値には次のようなものがある.
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None 充填は行わない All 存在するすべてのオブジェクトに十分な充填を行う m すべての辺に等しい充填を行う {{left,right},{bottom,top}} 各辺に異なる充填を行う - PlotRangeClipping->Trueでは,太線のようなオブジェクトは,たとえ画像の充填が指定されていても,プロット領域の範囲で切り取られる.目盛や軸ラベルのような注釈は,この場合は切り取られない.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (4)
ImagePaddingがないと,境界ボックスの外側の太い線やラベルは切り取られる:
特性と関係 (2)
Wolfram Research (2007), ImagePadding, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ImagePadding.html.
テキスト
Wolfram Research (2007), ImagePadding, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ImagePadding.html.
CMS
Wolfram Language. 2007. "ImagePadding." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/ImagePadding.html.
APA
Wolfram Language. (2007). ImagePadding. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ImagePadding.html