InputPorts
ニューラルネット層の入力ポートの数,名前,形状を指定するためのオプションである.
詳細
- InputPortsは,ThreadingLayer,CatenateLayer,DotLayer,PlaceholderLayer等の,任意数の入力ポートをサポートする層でよく使われる.
- 次は,InputPortsのよく使われる設定である.
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Automatic ポート数とその形状をNetChainまたはNetGraphの接続性から推測する n n 個のポート(デフォルト名,形状の指定なし) {"name1","name2",…} 明示的なポート名(形状は未指定) {shape1,shape2,…} デフォルトのポート名(形状またはエンコーダの指定あり) <"name1"shape1,… > 明示的なポート名(形状またはエンコーダの指定あり) - 各ポートの形状指定には以下がある.
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"Real" 単一の実数 "Integer" 単一の整数 Restricted["Integer",n] 1から n までの整数 n 長さ n のベクトル {n1,n2,…} 次元 n1×n2×…の配列 "Varying" 可変長のベクトル {"Varying",n2,n3,…} 最初の次元が可変で残りの次元が n2×n3×…の配列 NetEncoder[…] エンコーダ
例題
すべて開くすべて閉じる例 (1)
デフォルトで,ThreadingLayerのような多重入力層の入力ポートの数は定義されていない:
InputPortsを使って,デフォルト名で形状は未指定の3つのポートがあるThreadingLayerを作成する:
スコープ (3)
明示的な名前を持ち形状は未指定の2つの入力があるCatenateLayerを作成する:
デフォルト名で形状が指定された4つの入力を持つPlaceholderLayerを作成する:
明示的な名前で形状が指定された2つの入力を持つDotLayerを作成する:
Wolfram Research (2020), InputPorts, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/InputPorts.html.
テキスト
Wolfram Research (2020), InputPorts, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/InputPorts.html.
CMS
Wolfram Language. 2020. "InputPorts." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/InputPorts.html.
APA
Wolfram Language. (2020). InputPorts. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/InputPorts.html