Level

Level[expr,levelspec]

levelspec によって指定されたレベルにある式 expr のすべての部分式のリストを与える.

Level[expr,levelspec,f]

f を連続する部分式に適用する.

詳細とオプション

  • Levelは,標準的なレベルの指定をする.
  • nレベル1からレベル まで
    Infinityレベル1からInfinityまで
    {n}レベル のみ
    {n1,n2}レベル からレベル まで
  • Level[expr,{-1}]は,式 expr の「原子」となるすべてのオブジェクトのリストを与える.
  • 正のレベル は, 個の指標で指定された expr のすべての部分からなる.
  • 負のレベル は,深さ expr のすべての部分からなる.
  • レベル0は式全体に当たる.
  • Heads->Trueというオプション設定のとき,Levelには式の頭部とその部分が含まれる.
  • Levelは,最終的なリストになった部分式がこれらの指標順に並ぶように,式を深さ順に返す.

例題

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  (6)

レベル-1のすべての部分を与える:

レベル2までのすべての部分を与える:

レベル0から無限大までのすべての部分を与える:

Associationの全レベルを得る:

Association中の値は第1レベルである:

ネストした連想から要素を与える:

一般化と拡張  (5)

レベルの連続する数を降下する:

負のレベル:

レベルの範囲:

各レベルで異なる頭部を使う:

頭部を含む:

アプリケーション  (1)

式中の葉の要素を求める:

頭部を含む:

一意的な葉の式を求める:

特性と関係  (2)

Levelは常に部分を指数の辞書的な順序で並べる:

Depth[expr]Level[expr,{k}]が空リストを返す最小の正のレベル k である:

考えられる問題  (1)

Levelはデフォルトでレベル1から始めるので,式全体は含まない:

Wolfram Research (1988), Level, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Level.html.

テキスト

Wolfram Research (1988), Level, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Level.html.

CMS

Wolfram Language. 1988. "Level." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/Level.html.

APA

Wolfram Language. (1988). Level. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Level.html

BibTeX

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BibLaTeX

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