LicensingSettings
RemoteBatchSubmitおよび関連関数のオプションで,リモートカーネル用のライセンスを設定する.
詳細
- LicensingSettingsは次のキーを持つ連想を取る.
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"Entitlement" Automatic 使用するオンデマンドライセンス資格 "MathLMServer" (required) MathLMサーバのアドレス "Method" Automatic 使用する製品ライセンスフォーム - "Method"キーは次の設定を受容する.
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Automatic 関数に関連付けられたデフォルトのライセンス発行メソッドを使う None リモートカーネルは自動的にはアクティベートしない "MathLM" MathLMサーバからライセンスを取得する "OnDemand" Wolfram Cloudを介したオンデマンドのライセンスを使う - "Method""OnDemand"のときは,"Entitlement"キーがリモートカーネルをアクティベートするオンデマンドライセンス資格を決定する.キーの値は,LicenseEntitlementObject,文字列としての資格ID,シンボルAutomatic,あるいは資格設定を含む連想でよい.
- "Entitlement"キーがAutomaticに設定されている場合は,デフォルト設定の新たな資格がCreateLicenseEntitlementを使って作られる.
- "Entitlement"キーが連想に設定されている場合は,与えられた設定による新たな資格がCreateLicenseEntitlementを使って作られる.
- オンデマンドライセンスを使ってアクティベートされたWolfram Engineのカーネルは,使用状態をモニターするためにWolframライセンスサーバと頻繁に通信する.
- オンデマンドライセンスによる使用は,ライセンス所有者のサービスクレジットの口座残高に従量制で課金される.
- "Method""MathLM"のときは,"MathLMServer"キーで指定されたサーバにライセンスをリクエストするようにリモートカーネルが設定される.このキーの値は,"host"または"host:port"の形の文字列か{"host",port}のようなリストでよい.ホスト名はIPAddress式で代替してもよい.
- "Method"Noneのときは,リモートカーネルには明示的なライセンスやアクティベーション設定は与えられず,mathpassファイルやコマンドラインの引数を使った通常のアクティベーションが試みられる.
例題
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Wolfram Research (2020), LicensingSettings, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/LicensingSettings.html.
テキスト
Wolfram Research (2020), LicensingSettings, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/LicensingSettings.html.
CMS
Wolfram Language. 2020. "LicensingSettings." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/LicensingSettings.html.
APA
Wolfram Language. (2020). LicensingSettings. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/LicensingSettings.html