Message

Message[symbol::tag]

これが抑制されていない限りメッセージ symbol::tag を出力する.

Message[symbol::tag,e1,e2,]

メッセージを出力し,必要に応じて eiの値を挿入する.

詳細

  • Messageは,出力を$Messagesチャンネルに生成する.
  • Off[symbol::tag]を使ってメッセージを抑制することができる.また,On[symbol::tag]を使ってメッセージを活性化できる.
  • 継続した2つの入力行についてWolfram言語は,特定の名前を持ったメッセージが最大3回まで出力するが,この最後のメッセージ出力にはGeneral::stopを出力する.
  • Off[General::stop]により,Wolfram言語はメッセージを繰り返すようになる.
  • 特定の入力行の評価中,この入力行に結合されたメッセージ名に,HoldFormにくくられたリスト$MessageListが追加される.第 n 番目の入力行の評価の終りに,$MessageListの値が,MessageList[n]に割り当てられる.
  • Message[mname,e1,e2,]StringForm[mess,e1,e2,]として出力される.ただし mess はメッセージmname の値である.文字列 mess 中の`i`の形式の入力要素は,対応する eiによって置換される.
  • symbol::tag としてメッセージを指定している場合,Messageはリスト$Language中の各言語に対してsymbol::tag::langi を検索する.これによって見付からない場合,実際のメッセージ symbol::tag の検索を行う.それでも見付からない場合はGeneral::tag の検索を同じようにして行う.この結果,何のメッセージも見付からない場合,大域変数$NewMessageに与えられた任意の値をsymbol"tag"に適用する.
  • symbol::tag::lang としてメッセージを指定している場合,Messageは特定の言語 lang に限定して検索する.

例題

  (2)

メッセージを出す:

エラーの際にはメッセージを出し未評価で返す関数を定義する:

メッセージを定義する:

Wolfram Research (1988), Message, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Message.html.

テキスト

Wolfram Research (1988), Message, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Message.html.

CMS

Wolfram Language. 1988. "Message." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/Message.html.

APA

Wolfram Language. (1988). Message. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Message.html

BibTeX

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BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_message, organization={Wolfram Research}, title={Message}, year={1988}, url={https://reference.wolfram.com/language/ref/Message.html}, note=[Accessed: 22-November-2024 ]}