MultilineFunction
この関数は,Wolfram言語には完全に統合されていません.変更される可能性があります.
UnderscriptBoxおよび関連ボックスオブジェクトのオプションで,ボックスオブジェクトのコンテンツが1行に収まらないほど長い場合にどうするかを指定する.
詳細
- デフォルト設定のMultilineFunction->Automaticでは,ボックスオブジェクトのコンテンツを複数行にするように再フォーマットされることがある.この場合,例えば分数の二次元式による表示が「/」を使った表示に変わったり,二次元の指数表記が「^」記号で指数を表すようになる変更があるかもしれない.改行された場所は記号で示される.
- MultilineFunction->LineWrapPartsの設定では,ボックスオブジェクトのコンテンツは与えられたスペースにフィットするように改行される.
- MultilineFunction->Noneの設定では,ボックスオブジェクトのコンテンツは2行以上に渡って分割されることはない.
- 選択されたボックスオブジェクトについては,MultilineFunctionはボックスオブジェクトのオプションとして設定され,選択されたものにしか適用されない.
- セルレベルでは,MultilineFunctionは,例えばセルのUnderscriptBoxOptionsオプションのサブオプションとして設定される.これはセル中の任意のUnderscriptBoxオブジェクトについてのMultilineFunctionのデフォルトの設定値を指定する.これは,対応するボックスオプションを持つ他のボックスにも当て嵌る.
Wolfram Research (1996), MultilineFunction, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/MultilineFunction.html.
テキスト
Wolfram Research (1996), MultilineFunction, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/MultilineFunction.html.
CMS
Wolfram Language. 1996. "MultilineFunction." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/MultilineFunction.html.
APA
Wolfram Language. (1996). MultilineFunction. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/MultilineFunction.html