RandomTime
一日の中の擬似ランダムな時点を与える.
RandomTime[{timemin,timemax}]
時点 timeminから時点 timemaxまでにおける擬似ランダムな時点を与える.
RandomTime[time]
期間 time の始まりから終りまでにおける擬似ランダムな時点を与える.
RandomTime[quantity]
現在から時間 quantity が経過するまでにおける擬似ランダムな時点を与える.
RandomTime[range,n]
n 個の擬似ランダムな時点のリストを与える.
詳細とオプション
- RandomTimeは(時間,分,秒,あるいは任意の時点の集合で与えられる)特定の期間内の時間オブジェクトを生成するために使われる.
- RandomTime[{timemin,timemax}]は timeminから timemaxまでにおける時点を一様確率分布に従って選択する.
- RandomTime[time]は指定された時間の始まりから終りまでにおける時点をその粒度に基づいて与えるもので,RandomTime[DateBounds[time]]と同等である.time の指定には,DateObject,TimeObject,DateIntervalを使うことができる.
- RandomTime[quantity]はNowからNow+quantity までにおける時点を与える.ただし,quantity は時間単位が付いたQuantityを使って指定された時間の長さである.RandomTime[{quantitymin,quantitymax}]はNow+quantityminからNow+quantitymaxまでにおける時点を与える.
- RandomTime[range,{n1,n2,…}]は擬似ランダムな時点の n1×n2×…配列を与える.
- 生成される時点に対しては次のオプションが指定できる.
-
DateGranularity Automatic 生成される時点の粒度 TimeZone Automatic 生成される時点の時刻帯 - RandomTimeはWolfram言語を実行するたびに擬似ランダムな時点の異なる列を与える.SeedRandomを使って特定のシードで始めることもできる.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (7)
オプション (2)
DateGranularity (1)
DateGranularity"Minute"を使って擬似ランダムな分を生成する:
テキスト
Wolfram Research (2022), RandomTime, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/RandomTime.html.
CMS
Wolfram Language. 2022. "RandomTime." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/RandomTime.html.
APA
Wolfram Language. (2022). RandomTime. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/RandomTime.html