Real

Real

実数(浮動小数)に使われる頭部である.

詳細

  • _Realは,パターンにおいて実数を表すのに使用することができる.
  • 任意の長さの浮動小数を入力することができる.
  • 形式 mantissa*^exponent を使って,数を科学的表記法で入力できる.
  • b^^digits を使って b を底とする浮動小数を入力することができる.この場合,底は36が最大である.英文字azまたはAZが,十進法の10から35に該当する数を表すのに使用される.
  • Realは,Readにおいて近似実数を表すことにも使用される.

例題

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  (1)

実数を入力する:

Realは実数の頭部(Head)である:

スコープ  (11)

数桁のみで入力された実数は一般に機械実数として表される:

多くの有効桁を持つ実数を入力する:

任意精度実数は機械数に多すぎる桁が与えられたときに使われる:

その確度(Accuracy)は小数点の右側の桁数に基づく:

指定精度(Precision)の実数を入力する:

指定の確度(Accuracy)の実数を入力する:

指数を持つ実数を入力する:

指数を持った指定精度の実数を入力する:

実数をバイナリで入力する:

精度をビットで指定し,実数をバイナリで入力する:

実数を16進法で入力する:

実数を底35で入力する:

底2を使って実数をフォーマットする:

_Realはパターンにおける実数を表すのに使うことができる:

実数を隣接する有理数で置換する規則:

アプリケーション  (4)

行列が近似実数のみからなっているかどうか判断する:

すべての実数を小数点以下2桁になるように丸める規則:

レストランの請求書を直近のセント単位になるように分ける:

実数のみに作用する関数を定義する:

実数について特殊ケースを持つ関数を定義する:

整数および有理数について対応する近似実数を使う:

特性と関係  (5)

実数は数である:

Realは実数の近似に使われる:

実数は部分式を持たない原子オブジェクトである:

実数を表示するのに異なるフォーマットを使う:

Realsを仮定に使い領域条件を示す:

考えられる問題  (1)

Realは単に近似実数の頭部である:

次の関数を使って実数軸上の数についてテストできる:

Wolfram Research (1988), Real, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Real.html (1996年に更新).

テキスト

Wolfram Research (1988), Real, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Real.html (1996年に更新).

CMS

Wolfram Language. 1988. "Real." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 1996. https://reference.wolfram.com/language/ref/Real.html.

APA

Wolfram Language. (1988). Real. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Real.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_real, author="Wolfram Research", title="{Real}", year="1996", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/Real.html}", note=[Accessed: 22-November-2024 ]}

BibLaTeX

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