Span

i;;j

i から j までの要素の範囲を表す.

i;;

i から末尾までの範囲を表す.

;;j

先頭から j までの範囲を表す.

;;

すべての要素を含む範囲を表す.

i;;j;;k

i から j までステップ k による範囲を表す.

i;;;;k

i から末尾までステップ k による範囲を表す.

;;j;;k

先頭から j までステップ k による範囲を表す.

;;;;k

先頭から末尾までステップ k による範囲を表す.

詳細

  • m[[i;;j;;k]]Take[m,{i,j,k}]と等価である.
  • m[[i;;j]]=v は,リストやその他の式で要素範囲をリセットするのに使うことができる.
  • Partで使われた場合には,負の ij は末尾から数える.
  • i;;ji;;j;;k 等の ij にはUpTo[n]の形も使うことができる.
  • Span[]の任意の引数にAllを使うことができる.その場合は,引数の可能な任意の値と矛盾しない可能な最大の要素数を返すものとして解釈される.

例題

すべて開くすべて閉じる

  (3)

リストからある範囲の要素を取り出す:

要素を3つおきに取る:

要素の範囲を割り当てる:

一連の異なる要素を割り当てる:

スコープ  (7)

負の指標は末尾から数える:

負の刻み幅は要素を逆順に抽出する:

3番目の位置から最後の位置までのすべての要素を抽出する:

最初の5文字を抽出する:

要素を1つ置きに抽出する:

UpToを使って範囲の右端点をリストの長さに制限する:

UpToを使って範囲の左端点をリストの長さに制限する:

特性と関係  (4)

Spanの第1引数のAllは値1に等しい:

Spanの第2引数のAllは値-1に等しい:

Spanの第3引数のAllは値1または-1に等しい:

値は非空の範囲を与えるように選ばれる:

expr に対して作用する場合,UpTo[n]Min[n,Length[expr]]に等しい:

等価性を確かめる:

この場合は,要素 b だけが抽出される:

Wolfram Research (2007), Span, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Span.html (2017年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2007), Span, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Span.html (2017年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2007. "Span." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2017. https://reference.wolfram.com/language/ref/Span.html.

APA

Wolfram Language. (2007). Span. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Span.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_span, author="Wolfram Research", title="{Span}", year="2017", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/Span.html}", note=[Accessed: 22-November-2024 ]}

BibLaTeX

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