Specularity
Specularity[s]
後に続く3D曲面オブジェクトが,鏡面性 s を持つように指定するグラフィックス指示子である.
Specularity[s,n]
鏡面指数 n を使用する.
詳細
- 鏡面性は,拡散反射と放光要素に加えられ,表面の最終描画色を決定する. »
- 鏡面性 s では,表面は擬似光源からの割合 s の光の鏡面反射を受けるものとする.
- 鏡面指数 n で反射光の強度がどの程度急激に鏡面反射の方向から逸れるかを定義する. »
- デフォルトの鏡面指数は1.5である.値が大きくなればなるほど,光沢のある素材によくあるように反射はより鋭利に定義される.この値が10以上になると,間違いなく「鏡面反射光ハイライト」になる.
- Specularity[s]は,反射光が光源からの入射光線と同色であるとする.
- Specularity[col]は,入射光線のRGB要素が col のRGB要素の倍数であるように指定する. »
- Specularity[s]はSpecularity[GrayLevel[s]]と等価である. »
- Specularity[]はSpecularity[0]またはSpecularity[Black]と等価で,鏡面反射を指定しない.
- Specularity指示子はGlowやRGBColorによる指定に影響しない.
例題
すべて開くすべて閉じる特性と関係 (5)
Specularity[s]はSpecularity[GrayLevel[s]]に等しい:
Specularity[color]はSpecularity[color,1.5]に等しい:
SpecularityはLightingに強く影響される:
Lightingを指定して拡散する表面と鏡面性のある表面に異なる色を使う:
Wolfram Research (2007), Specularity, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Specularity.html.
テキスト
Wolfram Research (2007), Specularity, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Specularity.html.
CMS
Wolfram Language. 2007. "Specularity." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/Specularity.html.
APA
Wolfram Language. (2007). Specularity. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Specularity.html