TransposeLayer
入力の最初の2つのレベルを転置するネット層を表す.
TransposeLayer[mn]
入力のレベル m とレベル n を転置するネット層を表す.
TransposeLayer[{m1n1,m2n2,…}]
入力のレベル miとレベル niを連続的に転置するネット層を表す.
TransposeLayer[{n1,n2,…}]
入力の第 k レベルが出力の第 nkレベルになるようなネット層を表す.
詳細とオプション
- TransposeLayer[]はTransposeLayer[12]に等しい.
- TransposeLayer[mn]は,次元{d1,…,dm,…,dn,…}の入力に適用されると次元{d1,…,dn,…,dm,…}の出力を生成する.
- TransposeLayer[…][input]は,層を input に適用することで明示的に出力を計算する.
- TransposeLayer[…][{input1,input2,…}]は,各 inputiについて明示的に出力を計算する.
- NumericArrayが入力として与えられると,出力はNumericArrayになる.
- TransposeLayerは,NetGraph等で使用するために次のポートを開放する.
-
"Input" 配列 "Output" 配列 - TransposeLayerは,NetChainやNetGraph等の中で使われることが多い.
- TransposeLayerは,入力次元をNetChain等のコンテキストから推測することが多い.{n1,n2,…}のように明示的に次元を指定する場合は,TransposeLayer["Input"{n1,n2,…}]を使うとよい.
- Options[TransposeLayer]は層を構築する際のデフォルトオプションのリストを与える.Options[TransposeLayer[…]]はデータについて層を評価する際のデフォルトオプションのリストを与える.
- Information[TransposeLayer[…]]は層についてのレポートを与える.
- Information[TransposeLayer[…],prop]はTransposeLayer[…]の特性 prop の値を与える.使用可能な特性はNetGraphと同じである.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (2)
スコープ (6)
引数 (1)
入力配列の第1次元と第3次元を転置するTransposeLayerを作る:
ポート (5)
行列を入力として取るTransposeLayerを作る:
軸1と軸3を入れ替え軸2と軸4を入れ替えるTransposeLayer を作る:
この層を3×4×5×6配列に適用して5×6×3×4配列を作る:
軸1と軸3を入れ替え,続けて軸1と軸4を入れ替えるTransposeLayerを作る:
この層を3×4×5×6配列に適用して6×4×3×5配列を作る:
与えられた並べ替えで軸を交換するTransposeLayerを作成する:
指定された置換で軸を交換する部分的に指定された入力サイズでTransposeLayerを作成する:
特性と関係 (0)
考えられる問題 (1)
TransposeLayerは記号入力を受け付けない:
テキスト
Wolfram Research (2017), TransposeLayer, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/TransposeLayer.html (2021年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2017. "TransposeLayer." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2021. https://reference.wolfram.com/language/ref/TransposeLayer.html.
APA
Wolfram Language. (2017). TransposeLayer. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/TransposeLayer.html