UnitVectorLayer
1から n までの整数を n 次元の単位ベクトルに変換するネット層を表す.
n がコンテキストから推測されるままにする.
詳細とオプション
- UnitVectorLayerは整数または整数の配列に作用して,それぞれベクトルまたは配列を生成する.
- UnitVectorLayer[n]を指定すると,整数を生成するNetEncoder[…]がこの入力に接続されたときに n を推測するネットが生成される.
- UnitVectorLayer[…][input]は,層を input に適用した結果を明示的に計算する.
- UnitVectorLayer[…][{input1,input2,…}]は,各 inputiの出力を明示的に計算する.
- NumericArrayが入力として与えられると,出力はNumericArrayになる.
- UnitVectorLayerは,NetChainやNetGraph等の中で使われることが多い.
- UnitVectorLayerはNetGraphの中で使うために次のポートを開放する.
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"Input" 整数または整数の配列 "Output" n 次元数値ベクトルまたはベクトルの配列 - UnitVectorLayer[size,"Input"->shape]で入力の形を指定することができる.次は,shape の可能な形である.
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NetEncoder[…] 整数または整数の配列を生成するエンコーダ "Integer" 単一の整数 d 長さ d の整数のベクトル {d1,d2,…} 次元 d1×d2×…の整数の配列 "Varying" 可変長の整数ベクトル {"Varying",d2,d3,…} 最初の次元が可変長で残りの次元が d2×d3×…の整数配列 - Options[UnitVectorLayer]は層を構築する際のデフォルトオプションのリストを与える.Options[UnitVectorLayer[…]]はデータについて層を評価する際のデフォルトオプションのリストを与える.
- Information[UnitVectorLayer[…]]は層についてのレポートを与える.
- Information[UnitVectorLayer[…],prop]はUnitVectorLayer[…]の特性 prop の値を与える.使用可能な特性はNetGraphと同じである.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (2)
1または2を入力として含む配列を取り「ワンホット」ベクトルの配列を作成するUnitVectorLayerを作る:
1,2または3を入力として取り「ワンホット」ベクトルを作成するUnitVectorLayerを作る:
スコープ (3)
ポート (3)
入力が1から3までの整数になるように指定して,UnitVectorLayerを作る:
入力が1から3までの整数の列であるように指定して,UnitVectorLayerを作る:
アプリケーション (1)
NetEncoderをUnitVectorLayerと組み合せて使う:
特性と関係 (1)
UnitVectorLayerはUnitVectorの n 次元形式に関連している:
テキスト
Wolfram Research (2017), UnitVectorLayer, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/UnitVectorLayer.html.
CMS
Wolfram Language. 2017. "UnitVectorLayer." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/UnitVectorLayer.html.
APA
Wolfram Language. (2017). UnitVectorLayer. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/UnitVectorLayer.html