VideoTransparency
透明チャンネルがある動画を作成するかどうかを指定するオプションである.
詳細
- 透明な動画は,一般に,前景と背景を分離する,あるいは動画をオーバーレイするといった中間過程で使われる.
- 次は,VideoTransparencyの典型的な設定である.
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False 透明性がない動画を作成する True 透明なフレームが作成された場合は,可能な場合は透明な動画を作成するがそれ以外の場合は失敗する Automatic 透明なフレームが作成された場合は,可能な場合は透明な動画を作成するがそれ以外の透明性を除去する - 生成された動画ファイルに透明性を保存するかどうかは動画のコンテナとコーデックに依存する.
- RemoveAlphaChannelを使って明示的にアルファチャンネルを動画から削除する.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (3)
VideoTransparencyがFalseに設定されていると,すべてのフレームのアルファチャンネルが削除される:
VideoTransparencyがAutomaticに設定されていると,可能な場合はアルファチャンネルが保持される:
すべてのエンコーダがアルファチャンネルをサポートする訳ではないので,適切なものを選ばなければならない:
選択したエンコーダが透過性をサポートしない場合は,アルファチャンネルが削除される:
すべての形式がアルファチャンネルを符号化できるエンコーダをサポートする訳ではない:
VideoTransparencyがTrueに設定されていると,画像のアルファチャンネルが保持される:
すべてのエンコーダがアルファチャンネルをサポートする訳ではないので,適切なものを選択しなければならない:
選択したエンコーダがアルファチャンネルをサポートしない場合は評価ができない:
特性と関係 (2)
VideoTransparencyをTrueに設定すると,アルファチャンネルはすでに存在しているのでなければ作成されない:
SetAlphaChannelを使って動画に明示的にアルファチャンネルを加える:
デフォルトで,アルファチャンネルを除去しなければならないときは画像がWhiteとブレンドされる:
RemoveAlphaChannelを使ってアルファチャンネルの除去の仕方を制御する:
テキスト
Wolfram Research (2022), VideoTransparency, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/VideoTransparency.html.
CMS
Wolfram Language. 2022. "VideoTransparency." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/VideoTransparency.html.
APA
Wolfram Language. (2022). VideoTransparency. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/VideoTransparency.html