BlockchainTokenData (for Tezos)

BlockchainTokenData["name"]

テゾスブロックチェーン中の特定の名前を持つトークンの使用に関する一般的な情報を与える.

BlockchainTokenData["sym"]

シンボル sym を持つトークンについての一般的な情報を与える.

BlockchainTokenData["address"]

指定されたアドレスに関連付けられたトークンについての一般的な情報を与える.

BlockchainTokenData[assoc]

assoc の指定と一致する特性を持つトークンについての一般的な情報を与える.

BlockchainTokenData[tokenspec,prop]

トークンの使用についての指定された特性を与える.

詳細

  • BlockchainTokenDataは連想のリストを与える.各連想は単一のトークンについての結果を与える.
  • BlockchainTokenData["name"]name は,特定のトークンに割り当てられた名前(例:"Aspen Digital")あるいはトークンクラスの標準(例:"FA1")でよい.
  • tokenspec 入力は,任意の入力を,それがString namesymboladdressAssociation assoc の何であれ,参照する.
  • BlockchainTokenData[assoc]の連想 assoc は次のキーを持つ要素を持つことができる.
  • "TokenID"トークンID("FA2"についてのみ)
    "Name"トークン名(例:"Aspen Digital"
    "Symbol"トークンシンボル(例:"TZBTC"
    "TokenAddress"トークンに関連付けられたアドレス
    "TokenStandard"トークンを定義する標準(例:"FA2"
    "TimeInterval"含めるトランザクションの時間間隔
    "BlockNumberInterval"含めるべきトランザクションのブロック
    "Addresses"送信のための送信者または受信者のアドレス
    "HolderAddresses"現行のトークン所有者のアドレス
  • 入力の連想で省略された任意のキーは,どのような値でも持てると仮定される.これは,"key"->Allでキーと値を指定することと同じである.
  • "TimeInterval"は,指定の粒度を持った単一のDateObjectとして,あるいは開始日と終了日のオブジェクトのリストとして与えることができる.
  • 次は,BlockchainTokenDataの可能なオプションである.
  • BlockchainBase "Tezos"使用するブロックチェーンとネットワーク
    MaxItems 20返す項目の最大数
  • MaxItemsの設定値は,各結果に含めるべき所有者,送金,送信者および受信者のアドレスの最大数を指定する.
  • BlockchainTokenData[tokenspec]は,tokenspec に一致するトークンについての一般的な情報を"TransfersCount"によってソートされた以下の特性を持つ連想のリストとして与える.
  • "TokenID"トークンID("FA2"についてのみ)
    "Name"トークン名
    "Symbol"トークンシンボル
    "TokenAlias"トークンに関連付けられたアドレスのエイリアス
    "TokenAddress"トークンに関連付けられたアドレス
    "TokenStandard"トークンを定義する標準
    "TotalSupply"トークンの既存供給量の総量
    "TransferPrecision"トークンの精度桁数
    "TransfersCount"トークンの総転送数
    "TotalTransferred"転送されたトークン総量
  • 入力の連想 assoc に要素"HolderAddresses"が与えられると,BlockchainTokenData[assoc]"BalanceFraction" によってソートされた以下の特性を持つ連想のリストを返す.
  • "Name"トークン名
    "Symbol"トークンシンボル
    "TokenAlias"トークンに関連付けられたアドレスのエイリアス
    "TokenAddress"トークンに関連付けられたアドレス
    "TokenStandard"トークンを定義する標準
    "TransfersCount"指定の所有者が行ったトークン転送の総額
    "Balance"所有者の口座残高
    "BalanceFraction"所有者の保有量の既存供給量に対する割合
  • BlockchainTokenData[assoc]は,入力の連想 assoc"TimeInterval""BlockNumberInterval""Addresses"の要素が与えられると"Timestamp"でソートされた以下の特性を持つ連想のリストを返す.
  • "Name"トークン名
    "TokenStandard"トークンを定義する標準
    "TransactionID"トークンの転送も含むトランザクションハッシュ
    "BlockNumber"トランザクションを含むブロックの番号
    "Timestamp" ブロックのタイムスタンプ
    "Sender"トークンの送信者
    "Receiver"トークンの受信者
    "TokenID"トークンID("FA2"についてのみ)
    "Amount"送信されたトークン量
  • BlockchainTokenData[tokenspec,prop]は ,次の追加要素もサポートする.
  • "HolderList"現行のトークン所有者(所有数が多いものから順に)
    "TransferList"転送されたトークン(最も最近のものから順に)
    "SenderAddressList"トークンの送信者全員のアドレス
    "ReceiverAddressList"トークンの受信者全員のアドレス
  • これらの特性は,"TimeInterval""BlockNumberInterval""Addresses"の各要素が入力の連想 tokenspec で与えられる場合は使用できない.
  • 要素"HolderAddresses"が入力の連想 tokenspec で与えられる場合は,特性"HolderList"は使用できない.
  • "HolderList"の値は,"BalanceFraction"でソートされた以下のキーを持つ連想のリストのリストである.
  • "HolderAddress"所有者アドレス
    "Balance"所有者の口座残高
    "BalanceFraction"所有者が所有する量の総供給量に対する割合
  • "TransferList"の値は,"Timestamp"でソートされた以下のキーを持つ連想のリストのリストである.
  • "TransactionID"トークンの転送を含むトランザクションのハッシュ
    "BlockNumber"トランザクションを含むブロック番号
    "Timestamp" ブロックのタイムスタンプ
    "Sender"トークンの送信者
    "Receiver"トークンの受信者
    "TokenID"送信されたトークンのID("FA2"についてのみ)
    "Amount"送信されたトークン量
  • BlockchainTokenData[tokenspec,{prop1,prop2,}]の各連想には propiが含まれる.

例題

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  (16)

特定のトークンの情報を名前を使ってチェックする:

特定のトークンの情報をシンボルでチェックする:

特定のトークンの情報をトークン契約のエイリアスでチェックする:

特定のトークンの情報をトークンのアドレスでチェックする:

すべての"FA1.2"トークンをリストする:

全トークンをリストする:

tzBTCトークンの既存の総供給量を得る:

tzBTCトークンから複数の特性を得る:

複数のトークンをシンボルを使って得る:

ブロックでトークンの送金にフィルタをかける:

トークンの送金に時間でフィルタをかける:

すべての"FA1.2"トークンの転送にアドレスでフィルタをかける.アドレスは,送信者のものでも受信者のものでも構わない:

特定の所有者が保有している全"FA1.2"トークンにフィルタをかける:

現行所有者のアドレスでトークンの情報を得る:

現在のtzBTCトークン所有者を五人得る:

特定のトークンIDのすべてのトークン転送にフィルタをかける:

スコープ  (26)

Amount  (2)

ある時間内に送信されたトークンの量を得る:

あるブロック間隔で送信されたトークンの量を得る:

Balance  (1)

ある所有者アドレスの口座残高を得る:

BalanceFraction  (1)

総供給量に占める所有者の所有割合を得る:

BlockNumber  (2)

ある時間内のトークントランザクションを含むブロックを得る:

あるブロック間隔のトークントランザクションを含むブロックを得る:

HolderList  (1)

特定のトークンと最も関係が深い保有者をチェックする:

Name  (1)

トークン名を得る:

Receiver  (2)

時間間隔でフィルタをかけられたトークンの受信者を得る:

ブロック間隔でフィルタをかけられたトークンの受信者を得る:

ReceiverAddressList  (1)

特定のトークンの最終受信者のアドレスをチェックする:

Sender  (2)

時間間隔でフィルタをかけられたトークンの送信者を得る:

ブロック間隔でフィルタをかけられたトークンの送信者を得る:

SenderAddressList  (1)

特定のトークンの最終送信者のアドレスをチェックする:

Symbol  (1)

トークンのシンボルを得る:

Timestamp  (2)

時間間隔でフィルタをかけられたトークンに関連付けられたブロックのタイムスタンプを得る:

ブロック間隔でフィルタをかけられたトークンに関連付けられたブロックのタイムスタンプを得る:

TokenAddress  (1)

トークンのアドレスを得る:

TokenStandard  (1)

トークンの標準を得る:

TotalSupply  (1)

トークンの総供給量を得る:

TotalTransferred  (1)

転送されたトークンの総量を得る:

TransactionID  (2)

時間間隔でフィルタをかけられたトークン転送を含むトランザクションのハッシュを得る:

ブロック間隔でフィルタをかけられたトークン転送を含むトランザクションのハッシュを得る:

TransferList  (1)

特定のトークンの最も最近の転送をチェックする:

TransferPrecision  (1)

トークンが何桁精度かを得る:

TransfersCount  (1)

トークンに対して行われた転送の総数を得る:

オプション  (3)

BlockchainBase  (2)

Mainnet  (1)

すべての"FA1.2"トークンをリストにする:

Testnet  (1)

BlockchainTokenDataは,現在のところ,テストネットのトークンはリストアップしない:

MaxItems  (1)

特定のトークンの直近の10の転送をリストにする:

特性と関係  (1)

クエリにトークンの名前,シンボル,アドレスを使うと,同じデータが返される:

考えられる問題  (1)

Testnet Tokens  (1)

BlockchainTokenDataは,現在のところ,テストネットのトークンはリストアップしない:

おもしろい例題  (1)

トークンの使用法に基づいたワードクラウドを作る:

Wolfram Research (2020), BlockchainTokenData, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainTokenData-Tezos.html.

テキスト

Wolfram Research (2020), BlockchainTokenData, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainTokenData-Tezos.html.

CMS

Wolfram Language. 2020. "BlockchainTokenData." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainTokenData-Tezos.html.

APA

Wolfram Language. (2020). BlockchainTokenData. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainTokenData-Tezos.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_blockchaintokendata, author="Wolfram Research", title="{BlockchainTokenData}", year="2020", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainTokenData-Tezos.html}", note=[Accessed: 18-November-2024 ]}

BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_blockchaintokendata, organization={Wolfram Research}, title={BlockchainTokenData}, year={2020}, url={https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainTokenData-Tezos.html}, note=[Accessed: 18-November-2024 ]}