BlockchainTransactionData (for Cardano)

BlockchainTransactionData[txid]

カルダノブロックチェーン上のIDが txid のブロックチェーントランザクションについての情報を与える．

BlockchainTransactionData[txid,prop]

トランザクションの指定された特性を返す．

詳細

  • BlockchainTransactionDataはカルダノトランザクションIDに関連付けられたトランザクションのリストを返す．
  • 次は，使用可能な特性である．
  • "TransactionID"トランザクションID
    "BlockHash"トランザクションを含むブロックのハッシュ
    "BlockNumber"トランザクションを含むブロックの高さ
    "Confirmations"トランザクションを含むブロックを承認したブロック
    "BlockIndex"ブロック内のトランザクションのインデックス
    "Timestamp"トランザクションのタイムスタンプ
    "TotalOutput"トランザクションタイプ
    "Fee"トランザクションに支払われた手数料
    "Deposit"賭けのキーとプールの登録に使われたエイダ保証金
    "ByteCount"トランザクションサイズ（単位：バイト）
    "InvalidHereafter"トランザクションが送信されなければならないスロット番号
    "InvalidBefore"トランザクションがそこから有効になるスロット番号
    "Metadata"トランザクションのメタデータ
    "Mint"トランザクションでミントされたトークン
    "Withdrawals"トランザクションで行われた引出し
    "Inputs"トランザクション入力データ
    "Outputs"トランザクション出力データ
    "ReferenceInputs"トランザクション参照入力データ
    "CollateralInputs"トランザクション担保入力データ
    "CollateralOutputs"トランザクション担保出力データ
    "Scripts"このトランザクションに含まれるスクリプト
  • "Metadata"の値はオンチェーンJSONオブジェクトから作られた連想である．
  • "Mint"の値は以下のキーを持つ連想のリストである．
  • "AssetID"トークンのアセットID（アセットIDと連結されたポリシーID）
    "AssetName"トークンのアセット名
    "PolicyID"トークンのポリシーID
    "Fingerprint"符号化されたトークンのアセットID
    "Quantity"このトランザクションでミントされたトークン量
  • "Inputs"の値は以下のキーを持つ連想のリストである．
  • "TransactionID"ソーストランザクションハッシュ
    "Index"ソーストランザクション出力内のインデックス
    "Amount"ソースの量
    "Address"ソースのアドレス
    "Tokens"ソースのトークン
    "Redeemer"ソーストランザクション出力の仕様に使われたRedeemer
    "ScriptHash"ソーストランザクション出力におけるスクリプトのハッシュ
  • "ReferenceInputs"と"CollateralInputs"における連想は，"Inputs"における連想と同じ構造である．
  • "Outputs"の値は以下のキーを持つ連想のリストである．
  • "Index"出力インデックス
    "Amount"送金された量
    "Address"目的アドレス
    "Tokens"送信されたトークン
    "Datum"ソーストランザクション出力におけるスクリプトデータデータム
    "DatumHash"ソーストランザクション出力におけるデータムハッシュ
    "ReferenceScript"ソーストランザクション出力における参照スクリプト
  • "CollateralOutputs"における連想は"Outputs"における連想と同じ構造である．
  • "Scripts"の値は，以下のキーを持つ連想のリストである．
  • "Hash"スクリプトのハッシュ
    "Type"スクリプトのタイプ
    "Size"スクリプトのサイズ
  • BlockchainTransactionDataは，カルダノメインネット（デフォルト）およびテスト目的の新たなネットワークであるテストネット「preprod」にアクセスできる．これらのネットワークの指定にはBlockchainBaseオプションを使う．

例題

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例  (4)

カルダノブロックチェーンからのトランザクションについての情報を得る：

トランザクションIDのリストを与えることで，複数のカルダノトランザクションからデータを得る：

トランザクションに含まれる総出力を得る：

カルダノトランザクションから複数の特性を得る：

スコープ  (21)

BlockHash  (1)

カルダノトランザクションを含むブロックのハッシュを得る：

BlockIndex  (1)

カルダノトランザクションを含むブロックのインデックスを得る：

BlockNumber  (1)

カルダノトランザクションを含むブロックの高さを得る：

ByteCount  (1)

カルダノトランザクションのバイト数を得る：

Confirmations  (1)

カルダノトランザクションを含むブロックの承認を得る：

CollateralInputs  (1)

CollateralOutputs  (1)

Deposit  (1)

カルダノトランザクションの保証金額を得る：

Fee  (1)

カルダノトランザクションに含まれる手数料を得る：

Inputs  (1)

カルダノトランザクションの入力を得る：

InvalidBefore  (1)

トランザクションがそれ以降は有効になるスロット番号を得る：

InvalidHereafter  (1)

トランザクションがそれまでに送信されなければならないスロット番号を得る：

Metadata  (1)

カルダノトランザクションのメタデータを得る：

結果をもとのオンチェーンJSONオブジェクトとしてエキスポートする：

Mint  (1)

カルダノトランザクションのミント情報を得る：

Outputs  (1)

カルダノトランザクションの出力を得る：

ReferenceInputs  (1)

カルダノトランザクションの参照入力を得る：

Scripts  (1)

カルダノトランザクションで使われるスクリプトを得る：

Timestamp  (1)

カルダノトランザクションのタイムスタンプを得る：

TotalOutput  (1)

カルダノトランザクションの総出力を得る：

TransactionID  (1)

与えられたものと一致するトランザクションIDを得る：

Withdrawals  (1)

カルダノトランザクションから引き出された金額を得る：

オプション  (2)

BlockchainBase  (2)

Mainnet  (1)

カルダノメインネットトランザクションから情報を得る：

Testnet  (1)

カルダノテストネットトランザクションから情報を得る：

アプリケーション  (1)

カルダノブロックチェーンでミントされたNFTについての情報を得る：

メタデータを抽出する：

NFTファイルに関連付けられたIPFS CIDを得る：

ExternalStorageDownloadを使ってIPFSからファイルをダウンロードする：

ファイルをインポートする：

考えられる問題  (2)

存在しないハッシュ  (1)

あるブロックチェーンのトランザクションIDを別のブロックチェーンで使うとMissing出力が返される：

不正なハッシュ  (1)

無効なトランザクションIDを与えると$Failed出力が返される：

Wolfram Research (2021), BlockchainTransactionData, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainTransactionData-Cardano.html.

テキスト

Wolfram Research (2021), BlockchainTransactionData, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainTransactionData-Cardano.html.

CMS

Wolfram Language. 2021. "BlockchainTransactionData." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainTransactionData-Cardano.html.

APA

Wolfram Language. (2021). BlockchainTransactionData. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainTransactionData-Cardano.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_blockchaintransactiondata, author="Wolfram Research", title="{BlockchainTransactionData}", year="2021", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainTransactionData-Cardano.html}", note=[Accessed: 22-November-2024 ]}

BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_blockchaintransactiondata, organization={Wolfram Research}, title={BlockchainTransactionData}, year={2021}, url={https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainTransactionData-Cardano.html}, note=[Accessed: 22-November-2024 ]}