"Quantity" (Comparison Method)
2つの数量を許容範囲に基づいて比較する.
詳細
- "Quantity"比較法は,2つの数量の違いが指定された許容範囲を超えない場合に,両者が等しいとみなす.
- 指定された数量はすべて互換単位でなければならない.
- 許容範囲は解答集と互換の任意のQuantityとして表されなければならず,AssessmentFunctionのToleranceオプションを使って設定されなければならない.
- デフォルトの許容範囲は0である.
- デフォルトで,解答集と答の比較は絶対差として計算される.DistanceFunctionオプションを使ってカスタムの距離測度が指定できる.
- 解答集の複数の値が答の許容範囲内のときは,最も近い値が選択される.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (2)
距離数量のための許容範囲があるAssessmentFunctionを作成する:
スコープ (1)
アプリケーション (1)
水素スペクトルの波長を取得し,オングストローム内の値を結合する:
スペクトル線図を読むためのQuestionObjectを作成する:
特性と関係 (2)
解答集のすべての値がQuantity式の場合は,"Quantity"比較法が自動的に推測される:
それ以外の場合は,後退"Expression"比較法が推測される:
"Quantity"比較は常に自動単位変換を行う:
単位変換を阻止して答が解答集と厳密に一致することを要求したければ,"Number"や"Expression"のようなメソッドを使うとよいだろう: