Raspberry Piのウェザーステーションのボード

このウェザーステーションのボードには,気温,相対湿度,大気圧を測定する3つのセンサが含まれる.これは,Raspberry Piの26ピン拡張ヘッダに直接繋ぎ,I2Cバスを通して交信する.

デバイス名:Weather Station Board

デバイスの種類:センサ

コネクタ:26ピン拡張ヘッダ

測定:気温,湿度,大気圧

接続クラス:I2C

販売元:web4robot

デバイス発見

  • このデバイスを使うためには,Weather Station Boardのマニュアルにあるように,Raspberry PiのI2Cへのサポートを有効にしなければならない.このデバイスのI2Cボードのアドレスは,0x4eである.ターミナルから次のコマンドを実行することによって,デバイスの存在を確かめることができる.
  •  $ sudo i2cdetect -y 1
    0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 a b c d e f
    00: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    10: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    20: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    30: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    40: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 4e --
    50: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    60: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    70: -- -- -- -- -- -- -- --

デバイスを開く

    DeviceOpen["weatherstation"]

    データの読取りのためにデバイスを開く.

データの読取り

    DeviceRead[obj,"Temperature"]

    デバイスから現在の気温を読み取る.

    DeviceRead[obj,"Pressure"]

    デバイスから現在の大気圧を読み取る.

    DeviceRead[obj,"Humidity"]

    デバイスから現在の相対湿度を読み取る.

リソースの終了と解放

    DeviceClose[obj]

    デバイスの接続を閉じる.

例題

  (1)

デバイスを開く:

現在の気温を読み取る:

現在の大気圧を読み取る:

現在の相対湿度を読み取る:

デバイスを閉じる: