UUE (.enc,.uue)

予備知識

    • Unix Uuencode形式.
    • バイナリデータを表示可能なASCII文字の列に符号化する.
    • 主にバイナリの内容を電子メールで転送する場合に使用される.
    • Uuencodeという名前はUnix-to-Unix Encodingから派生した.
    • ASCII形式.
    • バイナリデータの符号化に表示可能なASCII文字を使用する.

ImportとExport

  • Import["file.ext.uue"]はUuencodeされた.ext ファイルをインポートする.
  • Export["file.ext.uue",expr]は式をUuencodeされた.ext ファイルにエキスポートする.
  • Import["file.uue"]はUuencodeされたファイルをデコードし,ファイルの内容から形式を自動的に推測して,その内容を式としてインポートする.
  • インポート形式はImport["file",{"UUE","format"}]で明示的に指定できる.
  • Import["file.ext.uue",elem]はUuencodeされた.ext ファイルから指定の要素をインポートする.
  • Import["file.ext.uue",{elem,suba,subb,}]はサブ要素をインポートする.
  • Import["file.ext.uue",{{elem1,elem2,}}]は複数の要素をインポートする.
  • インポート形式とファイル符号化方式は明示的にImport["file",{"UUE","format",elems1,elems2,}]で指定できる.
  • Export["file.ext.uue",expr,elem]expr が要素elem を指定してるとしてUuencodeされた.ext ファイルを作成する.
  • Export["file.ext.uue",{expr1,expr2,},{{elem1,elem2,}}]は各expri が対応するelemi を指定しているとして扱う.
  • Export["file.ext.uue",expr,opt1->val1,]は指定の値を持つ指定のオプション要素でexpr をエキスポートする.
  • Export["file.ext.uue",{elem1->expr1,elem2->expr2,},"Rules"]は規則を使ってエキスポートする要素を指定する.
  • エキスポート形式とファイル符号化方式は明示的にExport["file",exprs,{"UUE","format",elems}]で指定できる.
  • 一般的な情報は,以下の関数ページを参照のこと.
  • Import, Exportファイルからインポートする,あるいはファイルへエキスポートする
    CloudImport, CloudExportクラウドオブジェクトからインポートする,あるいはクラウドオブジェクトへエキスポートする
    ImportString, ExportString文字列からインポートする,あるいは文字列へエキスポートする
    ImportByteArray, ExportByteArrayバイト配列からインポートする,あるいはバイト配列へエキスポートする

Import 要素

  • 一般的なImport要素:
  • "Elements" ファイル中の有効な要素とオプションのリスト
    "Summary"ファイルの概要
    "Rules"使用可能なすべての要素の規則のリスト

例題

  (2)

Uuencodeをテキストに適用する:

Wolfram言語は任意の式をUuencodeできる: