VCS (.vcs)
- ImportはVCSバージョン1を完全にサポートしている.
予備知識
-
- MIMEタイプ:text/calendar
- VCS vCalendar形式.
- カレンダー情報の保管と交換,および個人情報管理アプリケーションで使われる.
- ICS形式に代替された.
- テキスト形式.
- 複数のイベント,タスク,ジャーナル入力を単一ファイルに保管する.
- 1996年に開発された.
Import
- Import["file.vcs"]はVCSファイルから全イベントをインポートする.
- Import["file.vcs"]はファイルに保管された各イベントに対する規則のリストを与える.
- Import["file.vcs",elem]はVCSファイルから指定された要素をインポートする.
- Import["file.vcs",{elem,sub,…}]はサブ要素をインポートする.
- Import["file.vcs",{{elem1,elem2,…}}]は複数の要素をインポートする.
- インポート形式はImport["file","VCS"]またはImport["file",{"VCS",elem,…}]で指定できる.
- 一般的な情報は,以下の関数ページを参照のこと.
-
Import ファイルからインポートする CloudImport クラウドオブジェクトからインポートする ImportString 文字列からファイルからインポートする ImportByteArray バイト配列からインポートする
Import要素
- 一般的なImport要素:
-
"Elements" ファイル中の有効な要素とオプションのリスト "Summary" ファイルの概要 "Rules" 使用可能なすべての要素の規則のリスト - データ表現要素:
-
"Events" 規則のリストとして与えられる,イベントデータ "Tasks" 規則のリストとして与えられる,タスクデータ "TimeZone" 規則のリストで表される,タイムゾーン情報 - Importはデフォルトで"Events"要素を使う.
- Import["file.vcs"]はすべてのイベントを読み込み,それを規則のリストのリストとして返す.
- メタ情報要素:
-
"Creator" このファイルを作成したアプリケーション "GeoPosition" このファイルで使われる暦体系