mathematica

バージョン14.1でMathematicaWolframNBに置き換えられた.

ノートブックインターフェースを含めた完全なWolframシステムをUnixとLinux上で起動する.

詳細

  • Wolframシステムのノートブックインターフェースは,動的な双方向性と強化されたグラフィックス機能を提供し,計算を実行するためにWSTPを通してカーネルを呼び出す.
  • ノートブック内での最初の計算は,通常カーネルが起動されなければならないので,少し時間がかかるかもしれない.
  • 次のコマンドラインオプションをUnixとLinuxでは使用することができる:
  • -cleanStart 保持されたキャッシュメモリを無視して,フロントエンドの初期設定ファイルを再構築する
    -help すべてのコマンドラインオプションのリストを表示する
    -wstpWSTPパケットに対応可能な子プロセスとして,フロントエンドを実行させる
    -noguiいかなる種類のウィンドウやダイアログも表示されないようにする
    -noSplashScreen起動時にスプラッシュ画面が表示されないようにする
    -platform platQtのプラットホーム抽象化のプラグインを指定する
    -preferencesDirectory dir初期設定が保持される場所を指定する
    -pwfile fileどのファイルの中にWolframシステムのパスワードを探すかを指定する
    -pwpath pパスワードファイルに対する検索パスを指定する
    -serverユーザインタラクションを無効にするサーバモードで実行する
    -singleLaunch表示ごとに1つのフロントエンドのみを使用できるようにする
    -style sフロントエンドが使用するウィジェットスタイルを指定する
    -topDirectory dirWolframシステムのインストールディレクトリの場所を指定する
    -version現行バージョンのフロントエンドをコマンドラインに表示する
  • -fontを使う場合には,可能なフォント名のリストをを使って見付けることができる.フォント名は,X Logical Font Descriptionあるいは有効なフォントのエイリアスとして表現されることができる.
  • デフォルトで,Xバージョンのノートブックフロントエンドは,事実上-platform xcbを使って,X Window System Qt Platform Abstractionプラグインを使う.サーバモードでフロントエンドを実行しているときには,-platform offscreenを指定して,Xサーバなしで実行するとよい場合もある.
  • Xを実行している場合には,Wolframというメニューフォルダがデスクトップメニューにすでにインストールされている.このフォルダの中には,最も新しくインストールされたバージョンのWolframシステムを示すMathematicaという項目がある.ファイルの関連付けが変更されて,.nbファイルが最も新しくインストールされたバージョンのWolframシステムに関連付けられるようになる.