二次元式の入力

式の中の移動

タイプしてカーソルを動かす

キーボードを使って,カーソルを1度に1字分前後に移動させたり,1語前後に移動させることができる.また,カーソルの右または左の字や語を削除したり,行の先頭や末尾にカーソルを移動させることもできる.

式の外に出る

CtrlSpaceを同時に押すと,ひとつ上位の部分式の末尾に移動することができる.
Ctrl+Spaceを繰返し押す:

次のプレースホルダを選ぶ

Tabキーを押すと,次のプレースホルダが選べる.
Tabキーを押す:
Tabを繰返し押す:
ShiftTabを同時に押すと,直前のプレースホルダが選べる.
ShiftTabを同時に押す:
ShiftTabを繰り返し押す:

位置の変更

Ctrl+5あるいはCtrl+%を押すと,反対の位置が選べる.
まず,被開数と指数で交互に選びあう.
Ctrl+%を押す:
Ctrl+%を押す.
次に上付き文字と下付き文字で選びあう:
Ctrl+%を押す.
Ctrl+%を押す.
次に,真上付き文字と真下付き文字で互いを選ぶ:
Ctrl+%を押す:
Ctrl+%を押す.
式の選択と削除

ひとつ上位の部分式の選択

ひとつ上位の部分式はCtrl+.を押して選択する.
Ctrl+.を繰返し押す:

式構造を解除するための削除

式の内容を削除し,構造を解除するためにはDel(またはBackspace)を押す.
Backspaceを繰返し押す:

他の例

Backspaceを繰返し押す:
分数の入力

の入力

分子になる式から始める.
xとタイプする:
分数の形式はControl/キーを同時に押すと生成できる.分母のプレースホルダが選ばれた状態になっている.
Ctrl+/を押す:
分母を入力する.
yとタイプする:
挿入点を分数の構造から出すには,ControlキーとSpaceバーを同時に押す.
Ctrl+Spaceを押す:

の入力

分子になる式から始める.
xとタイプする:
分数の形式はControl/キーを同時に押すと生成できる.分母のプレースホルダが選ばれた状態になっている.
Ctrl+/を押す:
分母を入力する.
yとタイプする:
挿入点を分数の構造から出すには,ControlキーとSpaceバーを同時に押す.
Ctrl+Spaceを押す:
挿入点が分数から出ると,引き続き入力できる.
+zとタイプする:

の入力

分子になる式から始める.
xとタイプする:
分数の形式はControl/キーを同時に押すと生成できる.分母のプレースホルダが選ばれた状態になっている.
Ctrl+/を押す:
分母を入力する.
yとタイプする:
引き続き分母をタイプしてから,分数から出る.
+zとタイプする:
挿入点を分数の構造から出すには,ControlキーとSpaceバーを同時に押す.
Ctrl+Spaceを押す:

の入力

Ctrl+/で分数構造を作成する.分子にも分母にもプレースホルダがあり,分母のプレースホルダが選ばれている.
Ctrl+/を押す:
分子の式をタイプする.
x+yとタイプする:
Tabキーを押して分母のプレースホルダを選ぶ(またはプレースホルダをクリックするかドラッグするかして選ぶこともできる).
Tabを押す:
分母をタイプする.
zとタイプする:
ControlキーとSpaceバーを同時に押すと,分数から出ることができる.
Ctrl+Spaceを押す

の別の入力方法

分子になる式から始める.
x+yとタイプする:
式を選ぶ(ドラッグするか,Ctrl+. を繰り返し押すか,式を繰り返しクリックするかで選ぶことができる).
選ぶ:
Ctrl+/を押して,分数構造を作成する.
Ctrl+/を押す:
分母を入力する.
zとタイプする:
ControlキーとSpaceバーを同時に押すと,分数から出ることができる.
Ctrl+Spaceを押す:
ベキの入力

xmの入力方法

基数となる式から開始.
xとタイプする:
Controlキーと6キーを同時に押し,ベキの入れ子を作る.
Ctrl+6またはCtrl+^を押す:
指数をプレースホルダにタイプする(既に選択済み).
mとタイプする:
指数位置からベースラインに挿入ポイントを移動するには,ControlキーとSpaceキーを同時に押す.
Ctrl+Spaceを押す:

xm+ynの入力方法

基数となる式から開始.
xとタイプする:
Controlキーと6キーを同時に押し,ベキの入れ子を作る.
Ctrl+6またはCtrl+^を押す:
指数をプレースホルダにタイプする(既に選択済み).
mとタイプする:
指数位置からベースラインに挿入ポイントを移動するには,ControlキーとSpaceバーを同時に押す.
Ctrl+Spaceを押す:
+とタイプする:
2番目の指数を同様に付加する.
yをタイプしてCtrl+^を押し,nをタイプしてCtrl+Spaceを押す:

xm+nの入力方法

基数となる式から開始.
xとタイプする:
Controlキーと6キーを同時に押し,ベキの入れ子を作る.
Ctrl+6またはCtrl+^を押す:
指数をプレースホルダにタイプする(既に選択済み).
m+nとタイプする:
指数位置からベースラインに挿入ポイントを移動するには,ControlキーとSpaceバーを同時に押す.
Ctrl+Spaceを押す:

の入力方法

基数となる式から開始.
xとタイプする:
Controlキーと6キーを同時に押し,ベキの入れ子を作る.
Ctrl+6またはCtrl+^を押す:
指数をプレースホルダにタイプする(既に選択済み).
mとタイプする:
指数にベキの入れ子を作る.
Ctrl+/を押してnとタイプする:
ControlキーとSpaceバーを2度押し,ベースラインに出る.
Ctrl+Spaceを2度押す:
平方根の入力

の入力方法

根号記号の入力はControlキーと2キーを同時に押す.
Ctrl+2またはCtrl+@を押す:
プレースホルダ(既に選択済み)にタイプする.
xをタイプする:
根号から抜け出るには,ControlキーとSpaceバーを同時に押す.
Ctrl+Spaceを押す:

の入力方法

根号記号の入力はControlキーと2キーを同時に押す.
Ctrl+2またはCtrl+@を押す:
プレースホルダ(既に選択済み)にタイプする.
xをタイプする:
根号から抜け出るには,ControlキーとSpaceバーを同時に押す.
Ctrl+Spaceを押す:
2番目の平方根を最初のと同様にタイプする.
Ctrl+@を押しyをタイプし,Ctrl+Spaceを押す:

の入力方法

根号記号の入力はControlキーと2キーを同時に押す.
Ctrl+2またはCtrl+@を押す:
プレースホルダ(既に選択済み)にタイプする.
x yをタイプする:
根号から抜け出るには,ControlキーとSpaceバーを同時に押す.
Ctrl+Spaceを押す:

の別の入力方法

最初に根号内の式をタイプする.
x yをタイプする:
式を選択する(選択はドラッグするか,Ctrl+. 押すか,または式を連続してクリックすることにより可能).
x yを選ぶ:
Controlキーと@キーを同時に押し,平方根を選択された式に適用する.
Ctrl+@を押す:
ControlキーとSpaceバーを同時に押し,根号から抜け出る.
Ctrl+Spaceを押す:
累乗根の入力

の入力方法

根号を入力するには,Controlキーと2キーを同時に押す.
Ctrl+2またはCtrl+@を押す:
根号内に入る式をプレースホルダ(既に選択済み)にタイプする.
xとタイプする:
Controlキーと5キーを同時に押す.
Ctrl+5またはCtrl+%を押す:
指数をタイプする.
nとタイプする:
ControlキーとSpaceキーを同時に押し,累乗根から抜け出てベースラインに戻る.
Ctrl+Spaceを押す:

の入力方法

根号を入力するには,Controlキーと2キーを同時に押す.
Ctrl+2またはCtrl+@を押す:
根号内に入る式をプレースホルダ(既に選択済み)にタイプする.
xとタイプする:
Controlキーと5キーを同時に押す.
Ctrl+5またはCtrl+%を押す:
指数をタイプする.
nとタイプする:
ControlキーとSpaceキーを同時に押し,累乗根から抜け出てベースラインに戻る.
Ctrl+Spaceを押す:
2番目の根を最初と同様にタイプする.
Ctrl+@を押してyをタイプし,Ctrl+%を押してnをタイプし,Ctrl+Spaceを押す:

の入力方法

根号を入力するには,Controlキーと2キーを同時に押す.
Ctrl+2またはCtrl+@を押す:
根号内に入る式をプレースホルダ(既に選択済み)にタイプする.
x yとタイプする:
Controlキーと%キーを同時に押して,指数を生成する.
Ctrl+%を押す:
指数をプレースホルダ(既に選択済み)にタイプする.
nとタイプする:
ControlキーとSpaceバーを同時に押し,根から抜け出てベースラインに戻る.
Ctrl+Spaceを押す:
行列の入力

新規行列を作成する

挿入 表・行列 新規作成を選ぶ.表示されるダイアログボックスを使って行列を作成する:

29.gif

行列のプレースホルダに入力する

左上の位置が選ばれているものと仮定する.
要素を入力し,Tabキーで次のプレースホルダを選ぶ.これを繰り返す(Shift+Tabを使うと逆に移動する).
aとタイプし,Tabを押す:
bとタイプし,Tabを押す:
cとタイプし,Tabを押す:
ControlキーとSpaceバーを同時に押すと,グリッドから出られる.
dとタイプし,Ctrl+Spaceを押す:
挿入点を動かし,行列から出る.
RightArrowを押す:

行列の列の追加

任意の要素の右側に挿入点を置く.ここでは挿入点が左上の要素の右側にある.
挿入点を置く
ControlキーとCommaキーを同時に押す.上が選ばれた状態のプレースホルダの列が現れる.
Ctrl+Commaを押す:

行列の行の追加

任意の要素の右側に挿入点を置く.ここでは挿入点が左上の要素の右側にある.
挿入点を置く:
ControlキーとEnterキーを同時に押す.最初のものが選ばれた状態のプレースホルダの行が現れる.
Ctrl+Enterを押す:
上付き文字の入力

xiの入力方法

上付き文字を付ける記号をタイプする.
xとタイプする:
Controlキーと6キーを同時に押し,上付き文字を作成する.
Ctrl+6あるいはCtrl+^を押す:
上付き文字をプレースホルダ(既に選択済み)にタイプする.
iとタイプする:
上付き文字位置からベースラインに挿入ポイントを移動するには,ControlキーとSpaceバーを同時に押す.
Ctrl+Spaceを押す:

xi jの入力方法

上付き文字を付ける記号をタイプする.
xとタイプする:
Controlキーと6キーを同時に押し,上付き文字を作成する.
Ctrl+6あるいはCtrl+^を押す:
2つの連続した上付き文字が積と解釈されないようにするため,表示されないコンマで区切る.表示されないコンマのエリアスを入力するには,コンマの入力前後にEscapeキーを押す.
iをタイプしてEscを押し,コンマをタイプしてEscを押し,jをタイプする:
上付き文字位置からベースラインに挿入ポイントを移動するには,ControlキーとSpaceバーを押す.
Ctrl+Spaceを押す:

x2 3の入力方法

上付き文字を付ける記号をタイプする.
xとタイプする:
Controlキーと6キーを同時に押し,上付き文字を作成する.
Ctrl+6あるいはCtrl+^を押す:
2つの連続した上付き文字が積と解釈されないようにするため,表示されないコンマで区切る.表示されないコンマのエリアスを入力するには,コンマの入力前後にEscapeキーを押す.
2をタイプしてEscを押し,コンマをタイプしてEscを押し,3をタイプする:
上付き文字位置からベースラインに挿入ポイントを移動するには,ControlキーとSpaceバーを押す.
Ctrl+Spaceを押す:

xniの入力方法

上付き文字を付ける記号をタイプする.
xとタイプする:
Controlキーと6キー(あるいはCaretキー)を同時に押し,上付き文字を作成する.
Ctrl+6あるいはCtrl+^を押す:
上付き文字をプレースホルダ(既に選択済み)にタイプする.
nとタイプする:
上付き文字の下付き文字を作成するには,Controlキーと_キーを同時に押す.
Ctrl+_を押す:
iとタイプする:
ControlキーとSpaceバーを2度押してベースラインに出る.
Ctrl+Spaceを押す:
Ctrl+Spaceを押す:
下付き文字の入力

xi の入力方法

下付き文字が付く記号をタイプする.
xをタイプする:
Controlキーと-キーを同時に押し,下付き文字を作成する.
Ctrl+- またはCtrl+_を押す:
下付き文字をプレースホルダにタイプ(既に選択済み)する.
iとタイプする:
ControlキーとSpaceバーを同時に押し,下付き文字位置からベースラインに挿入ポイントを移動する.
Ctrl+Spaceを押す:

xi j の入力方法

下付き文字が付く記号をタイプする.
xをタイプする:
Controlキーと-キーを同時に押し,下付き文字を作成する.
Ctrl+- またはCtrl+_を押す:
下付き文字をプレースホルダにタイプ(既に選択済み)する.
iとタイプする:
Spaceバーを押してからjをタイプする.
Spaceを押してjをタイプする:
*2つの連続した下付き文字を積と解釈させないために,表示されないコンマで区切る.表示されないコンマのエリアスを入力するには,コンマの前後にEscapeキーを押す.
Escを押しコンマをタイプし,Escを押しjとタイプする:
ControlキーとSpaceバーを同時に押し,下付き文字位置からベースラインに挿入ポイントを移動する.
Ctrl+Spaceを押す:

x2 3の入力方法

下付き文字が付く記号をタイプする.
xをタイプする:
Controlキーと-キーを同時に押し,下付き文字を作成する.
Ctrl+- またはCtrl+_を押す:
下付き文字をプレースホルダにタイプ(既に選択済み)する.
2とタイプする:
2つの連続した下付き文字を積と解釈させないために,表示されないコンマで区切る.表示されないコンマのエリアスを入力するには,コンマの前後にEscapeキーを押す.
Escを押しコンマをタイプし,Escを押し3とタイプする:
ControlキーとSpaceバーを同時に押し,下付き文字位置からベースラインに挿入ポイントを移動する.
Ctrl+Spaceを押す:

xni の入力方法

下付き文字が付く記号をタイプする.
xをタイプしてCtrl+_を押す:
nをタイプしてCtrl+_を押す:
iとタイプする:
ControlキーとSpaceバーを2度押してベースラインに出る.
Ctrl+Spaceを2度押す:
真上付き文字の入力

の入力方法

真上付き文字をつける式をタイプする.
xとタイプする:
Controlキーと7キーを同時に押し,真上付き位置にプレースホルダを作成する.
Ctrl+7またはCtrl+&を押す:
プレースホルダ(既に選択済み)に下線をタイプする.
_をタイプする:
ControlキーとSpaceキーを同時に押し,真上付き位置からベースラインに挿入ポイントを移動する.
Ctrl+Spaceを押す:

の入力方法

Controlキーと7キーを同時に押す.
これにより1個はベースライン上,もう1個は真上付き位置にプレースホルダが作成される.
Ctrl+7またはCtrl+&を押す:
プレースホルダ(既に選択済み)に下線をタイプする.
_をタイプする:
Tabキーを押し,ベースライン上のプレースホルダを選択する.
Tabを押す:
真上付き文字下部に式をタイプする.
x+yをタイプする:
ControlキーとSpaceバーを押して真上付き位置から出る.
Ctrl+Spaceを押す:
真下付き文字の入力

の入力方法

真下付き文字をつける式をタイプする.
xをタイプする:
Controlキー,Shiftキー,,キーを同時に押し,真下付き位置にプレースホルダを作成する.
Ctrl+Shift+,を押す:
プレースホルダ(既に選択済み)に下線をタイプする.
_をタイプする:
ControlキーとSpaceバーを同時に押し,真下付き位置からベースラインに挿入ポイントを移動する.
Ctrl+Spaceを押す:

の入力方法

ControlキーとShiftキーと,キーを同時に押す.
これにより1個はベースライン上,もう1個は真下付き位置にプレースホルダが作成される.
Ctrl+Shift+,を押す:
プレースホルダ(既に選択済み)に下線をタイプする.
x+yをタイプする:
Tabキーを押し,ベースライン上のプレースホルダを選択する.
Tabキーを押す:
アンダースコアをタイプする.
_をタイプする:
ControlキーとSpaceバーを押し,真下付き位置から抜け出る.
Ctrl+Spaceを押す:

の入力方法

limとタイプしてCtrl+Shift+,を押す:
xとタイプする.
Escを押し->とタイプしてEscを押す:
aをタイプし,Ctrl+Spaceを押す:
f[x]をタイプする: