自動短縮を使う

大きい出力は自動的に短縮される.短縮された出力のコントロールを使うと,表示する結果を増やしたり減らしたりできる:

大きい出力が短くされる場合のサイズ制限を設定するためには,短縮された出力内の「大きさ制限の設定...」をクリックするか,から「詳細」タブを選ぶかする.短縮されていない式のサイズの限界をバイトで入力する:

  • サイズ制限は,式のタイプセット形式のバイト数を参照する.式exprは,ByteCount[ToBoxes[expr]] > サイズ制限のとき短縮される.
  • サイズ制限は$OutputSizeLimitに保存され,例えば$OutputSizeLimit=200000のように, 直接設定することができる.

アイコン形式に変換する

Iconizeを使って,出力のアイコン形式を作成する:

出力をコピーアンドペーストして,このアイコン形式を別の式の中で使う:

アイコン化された式に明示的な名前を与える:

行数で制限する

Shortを使って,出力に表示するおおよその行数を指定することができる:

  • Shortは,出力の表示形式にのみ影響する.結果自体は短縮されない.

テキストの行数で制限する

Snippetを使うと,長いテキスト出力を短くすることができる:

式の深さで制限する

Shallowを使って,出力に表示する式の深さを制限することができる.以下はネストした式のツリー構造である:

Shallowは,指定された深さで式の木の枝を刈り取る:

  • Shallowは,出力の表示形式にのみ影響する.結果自体は短縮されない.