エラーメッセージを得る

関数がエラーに遭遇すると,通常エラーメッセージの設定によって,入力の下,または「メッセージ」ウィンドウにメッセージを表示する.メッセージの表示形式は,エラーを起こした関数とその原因の短い説明を返す:

  • それぞれのメッセージは,例えば,Power::infy(これはMessageName[Power,"infy"]に相当する)のような,2つの部分からなる一意的な名前を持つ.

エラーの原因を理解する

エラーの原因がエラーメッセージから明らかではない場合には,メッセージの左にある「詳細情報」アイコン()をクリックしてドキュメント項目を選び,より詳しいドキュメントを見る:

エラーメッセージが表示されないようにする

現行のカーネルセッションの中で,後に続く評価で,エラーメッセージが表示されないようにするためには,メッセージの左にある「詳細情報」アイコン()をクリックし,「このメッセージを表示しない」を選ぶ:

同じように,Offを使い,メッセージ名を引数として与えて,エラーメッセージが表示されないようにする:

Onを使って,非表示になっていたエラーメッセージが再び表示されるようにする:

  • Quietを使うと,1回の評価におけるエラーメッセージを非表示にすることができる.

注釈

Messagesを使って,ある関数のメッセージすべてのリストを得る: