GUIKitで提供されていた機能は,組込みのWolfram言語にネイティブのインターフェース構造およびコントロール関数で利用できるようになった.

Javaオブジェクトの層へのアクセス

GUIKit フレームワークは,状態にアクセスしたりInvokeMethod[{"widgetName","methodName"},arguments]を使ってJavaObjectインスタンスへのメソッドの呼出しを行ったりするためのPropertyValue[{"widgetName","propertyName"}] のようなWolfram言語関数を提供する.しかし,これはランタイムインターフェースを構築する任意のJavaObjectを操作するための標準的な J/Link 技術の使用を妨げるものではない.

次は、一般的なプラットフォームでこのインターフェースが表示するものである.

GUIObjectの第1引数はルートウィンドウのJavaクラス,この場合はjavax.swing.JFrameインスタンスで,インターフェースの実行中にこのコンポーネントにメソッドの呼出しを行うことができる.

次は,そのユーザインターフェースである(インターフェースのサイズが変更され,タイトル全体が表示されている.)

WidgetReference[]は特別に登録されたインスタンスを検索する.そのようなユーティリティGUIObject関数もまた,インターフェース内の任意のオブジェクトに J/Link メソッドの呼出しを使って直接アクセスできるようにJavaObjectインスタンスを返す.

次は,そのユーザインターフェースである.