基本的なRDFの構造
Resource Description Framework(リソース・ディスクリプション・フレームワーク,RDF)は,国際化資源識別子 (IRI)を使って資源を識別したり,主語・述語・目的語のトリプルを使ってステートメントを作成したり,トリプルをRDFグラフにグループ化したりする.RDFのデータ集合はデフォルトのグラフといくつかの名前付きグラフを含んでいる.主語と述語は一般にIRIであり,目的語はIRIまたはリテラルである.
URL — 本的な一般識別子として使われる,ユニフォームリソースロケータ
RDFTriple — 主語,述語,目的語のノードからなる,RDFグラフにおけるトリプル
RDFStore — RDFのグラフまたはデータ集合
RDFBlankNode — 空白ノード
RDFCollection — RDFグラフとSPARQLクエリのリストのような集合
リテラル
RDFLiteral — データ型のリテラル
RDFString — 言語タグ付き文字列
1, 2, True, False, … — 単純なリテラル
形式
"NTriples", "Turtle" — RDFグラフのためのテキストベース形式
"NQuads", "TriG" — RDFのグラフとデータ集合のためのテキストベース形式
"JSONLD" — RDFのグラフとデータ集合のためのJSONベース形式
"RDFXML" — RDFグラフのためのXMLベース形式