バージョン6.0の新機能:コアとなる言語
Mathematicaのコアとなる言語は強力で洗練された長年の原理に基づき,厳しい管理のもと,その20年の歴史の中で徐々に拡張されてきた.バージョン6.0には便利で新しいリスト操作関数,拡張されたパターンマッチングとオプション処理の他に,画期的で新しい統合されたデバッグ・コード分析システムが加えられた.
リスト操作の新機能 »
Accumulate ▪ Tally ▪ Riffle ▪ TakeWhile ▪ ArrayFlatten ▪ Band ▪ ...
ReplacePart(変更) — 一般的な疎な規則指定がサポートされるようになった
新規のパターンコンストラクト
Longest ▪ Shortest ▪ PatternSequence ▪ Repeated(変更)
関数オプションの新システム
OptionValue ▪ OptionsPattern ▪ FilterRules
プログラム開発の新機能
デバッガ — 完全にインタラクティブなデバッグおよびコード分析環境
Quiet ▪ Monitor ▪ PrintTemporary ▪ SyntaxInformation
新規作成 ▶ パッケージ (.m) — 関数インデックス付きパッケージファイル用の特別なノートブックエディタ
文字列操作の新機能
Nearest ▪ Hash ▪ EditDistance ▪ DictionaryLookup ▪ DatePattern
その他の新関数
Dynamic ▪ RandomChoice ▪ IntegerString ▪ DateString ▪ SystemOptions
Table,Do,...(変更) — 明示的なリストにおいて反復がサポートされるようになった
TreeForm(変更) — 式の木構造の図式表示