Webブラウザの自動化

Wolfram言語にはWebブラウザ(Chrome,Firefox等)の自動化された詳細制御のサポートが組み込まれている.そのため,Webページにおけるユーザインタラクションのプログラムによるシミュレーションが可能である.

Webセッション

StartWebSession 自動化されたWebブラウザのセッションを開始する

WebSessionObject Webブラウザのセッションの記号表現

WebSessions 現在アクティブなWebブラウザセッション

DeleteObject Webブラウザセッションを削除する

Webコマンド

WebExecute Webブラウザで幅広いコマンドを実行する

$CurrentWebSession コマンドを実行する,現在のデフォルトのWebセッション

Webページと要素

WebWindowObject 開いているWebページまたはタブの記号表現

WebElementObject 開いているWebページの要素の記号表現

完全なWebページ

WebImage Webページの画像をキャプチャする

Import Webページからコンテンツをインポートする(リンク等)

URLRead URLから読み込む

HTTPRequest  ▪  HTTPResponse  ▪  URLExecute

オペレーティングシステムの操作

SystemOpen オペレーティングシステムでWebページを開く

CurrentScreenImage スクリーンの完全な画像をキャプチャする

JavaScript

ExternalEvaluate JavaScriptコードをローカルで実行する