AnimatedImage

AnimatedImage[{image1,image2,}]

各フレームが連続する imageiであるアニメーションを生成する.

AnimatedImage[file]

file からのアニメーション画像を表す.

詳細とオプション

  • AnimatedImageは,画像のリストを動的なアニメーションとして表示できる.アニメーション画像は,一般に,GIFやPNG等の形式で保存される.
  • AnimatedImage[file]file は以下のいずれでもよい.
  • File["file"] または "file"$Pathで検索されるファイル名
    URL["url"] または "url"HTTP,HTTPS,FTP URL
    CloudObject[]クラウドオブジェクト
    LocalObject[]ローカルオブジェクト
    Video[]動画オブジェクト
  • AnimatedImage[][prop]というシンタックスで特定の特性が取り出せる.
  • 次は,サポートされる特性である.
  • "AnimationRepetitions"アニメーションを繰り返す回数
    "Channels"画像チャンネル数
    "ColorSpace"データについて仮定する色空間
    "DataType"もとになっているデータ型
    "FrameRate"使用するフレームレート
    "ImageCount"画像の数
    "ImageList"すべての画像
    "Interleaving"データがインターリーブされて保存されているかどうか
    "RasterSize"画像の画素次元
    "TotalDuration"合計時間
    "Transparency"画像に透明(アルファ)チャンネルがあるかどうか
  • 次は,使用可能なオプションである.
  • AnimationRepetitions Infinity停止までの実行回数
    AnimationRunning Trueアニメーションが実行中かどうか
    DefaultDuration Automaticデフォルトの継続時間(単位:秒)
    FrameRate Automatic画像を表示するレート
    ImageSizeInherited使用する全体的な画像サイズ
    RasterSizeAutomatic画像フレームの次元
    RefreshRate Automaticデフォルトの1秒あたりのリフレッシュ回数
  • AnimatedImageInformationには次の特性が含まれる.
  • "AnimationRepetitions"アニメーションを繰り返す回数
    "Channels"画像チャンネル数
    "ColorSpace"データについて仮定する色空間
    "DataType"もとになっているデータ型
    "FrameRate"使用するフレームレート
    "ImageCount"画像の数
    "ImageDimensions"画素次元
    "Interleaving"データがインターリーブされて保存されているかどうか
    "RasterSize"画像の画素次元
    "TotalDuration"合計時間
    "Transparency"画像に透明(アルファ)チャンネルがあるかどうか
  • AnimatedImageをサポートする基本的な画像編集関数には,ColorConvertImageCropImagePadImageReflectImageResizeImageRotateImageTakeImageTrimがある.
  • VideoListAnimateを使ってアニメーションにした画像を対応するオブジェクトに変換する.

例題

すべて開くすべて閉じる

  (3)

画像のリストをアニメーションとして表示する:

数のリストからアニメーション画像を作成する:

画像のリストからアニメーション画像を作成する:

スコープ  (7)

データ  (4)

画像のリストをアニメーションにする:

ファイルのフレームをアニメーションにする:

ファイルからインポートされた画像のリストをアニメーションにする:

メタデータの中には,フレームの継続時間のようにアニメーション画像の作成時には使われないものもあるので注意のこと:

動画からアニメーション画像を作成する:

特性  (3)

画像のリストを抽出する:

フレームレートを抽出する:

アニメーションの合計時間を抽出する:

この値はいくつかのオプション設定の影響を受ける:

オプション  (6)

AnimationRepetitions  (1)

AnimationRepetitionsn を使ってアニメーションを n 回だけ再生する:

AnimationRepetitionsを使ってアニメーションを連続的に再生する:

AnimationRunning  (1)

AnimationRunningを使ってデフォルトでアニメーションを実行するかどうかを指定する:

DefaultDuration  (2)

DefaultDurations を使って1回のアニメーションサイクルの継続時間を制御する:

5秒以上の動画からアニメーション画像を作成するときは,スニペット動画からアニメーションが作成される:

もとの時間と比較する:

FrameRate  (1)

FrameRaten を使って1秒間に最高で n フレーム表示する:

RefreshRate  (1)

RefreshRaten を使って1秒間に最高で n 回リフレッシュする:

アプリケーション  (2)

アニメーションを構築する:

アニメーション画像のフレームを反転させる:

特性と関係  (4)

構造的な画像操作をAnimatedImageに対して直接行う:

すべてのフレームを充填する:

すべてのフレームのサイズを調整する:

ListAnimateを使ってアニメーションのコントロールを表示する:

Videoを使ってアニメーションを動画オブジェクトに変換する:

Informationを使ってAnimatedImageオブジェクトについての情報を可視化する:

特定の特性を抽出する:

インタラクティブな例題  (1)

Manipulateを使ってアニメーションの設定をインタラクティブに制御する:

Wolfram Research (2020), AnimatedImage, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/AnimatedImage.html (2021年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2020), AnimatedImage, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/AnimatedImage.html (2021年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2020. "AnimatedImage." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2021. https://reference.wolfram.com/language/ref/AnimatedImage.html.

APA

Wolfram Language. (2020). AnimatedImage. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/AnimatedImage.html

BibTeX

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BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_animatedimage, organization={Wolfram Research}, title={AnimatedImage}, year={2021}, url={https://reference.wolfram.com/language/ref/AnimatedImage.html}, note=[Accessed: 22-November-2024 ]}