ArraySymbol
ArraySymbol[a]
a という名前の配列を表す.
ArraySymbol[a,{n1,n2,…}]
n1×n2×… 配列を表す.
ArraySymbol[a,{n1,n2,…},dom]
領域 dom の要素を持つ配列を表す.
ArraySymbol[a,{n1,n2,…},dom, sym]
対称 sym の配列を表す.
詳細
- ArraySymbol[a,{n1,n2,…},dom, sym]の名前 a は任意の式でよい.
- ArraySymbol[a,{n1,n2,…},dom, sym]の有効な次元指定 niは正の整数である.記号による次元指定を使うこともできる.
- ArraySymbol[a,{n1,n2,…},dom, sym]における要素の領域指定 dom には以下がある.
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Complexes 複素数 Integers 整数 Reals 実数 NonNegativeReals 実数 x (x≥0) PositiveReals 実数 x (x>0) - 対称指定には名前があるものがある.
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Symmetric[{s1,…,sn}] スロット siの完全対称 Antisymmetric[{s1,…,sn}] スロット siの反対称 - リストを扱う算術関数やその他の多くの関数では,ArraySymbolオブジェクトは他のリスト引数とは自動的には結合されない.
- 最適化関数,方程式ソルバ,Dは,ArraySymbolオブジェクトがベクトル変数を表すことを認識する.
例題
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アプリケーション (3)
ペアのリストを与えられた場合にデータ についての最小二乗解を導出する:
期待リターン ,標準偏差 を使用して,ポートフォリオ最適化問題の最適化条件を求める:
目標は,アセットの重みベクトル がTotal[x]=1を満たすときに を最大化することである. この制約条件を使用して を表すことができる.ここで,制約のないベクトル変数 は の最初の 座標で構成される:
方程式 で表される線形回帰モデルの対数尤度関数の勾配を計算する. は正規分布に従う,平均が0で分散が の確率変数である:
テキスト
Wolfram Research (2024), ArraySymbol, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ArraySymbol.html.
CMS
Wolfram Language. 2024. "ArraySymbol." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/ArraySymbol.html.
APA
Wolfram Language. (2024). ArraySymbol. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ArraySymbol.html