AstroRange
AstroGraphicsのオプションで,天球に含まれる座標範囲を指定する.
詳細
- AstroRangeはAstroGraphics図に含まれる天球の明示的な範囲を指定する主な方法を与える.
- 次は,使用可能な設定である.
-
All 天球全体が含まれる Automatic 表示領域を自動的に選択する Full 天文グラフィックスで使用される場合はAllに等しい {{lon1,lon2},{lat1,lat2}} 球座標の明示的な範囲 {All,{lat1,lat2}} 完全な経度範囲と指定された緯度範囲 {{lon1,lon2},All} 指定された経度範囲と完全な緯度範囲 r 角度であると想定される,明示的な数値による半径 quantity Quantity角としての明示的な半径 entity 指定された天文実体の境界ボックスを使用する - AstroRanger あるいはAstroRangequantity は,AstroCenterあるいはAstroGraphicsの第1引数のコンテンツによって指定された中心の周りの指定された半径の球状円を包み込む範囲を表す.
- AstroRangeAutomaticはAstroGraphicsの第1引数のコンテンツに適合する領域を選択する.星のように点状の場合は,点の周りの角度10度の球面板が使用される.AstroGraphics[]のように入力情報がない場合は,選択された天文基準座標系あるいは図法によって天球全体あるいはその半球が選択される.
- AstroRangePaddingを使ってAstroRangeによって定義される境界ボックスが拡張できる.
- Options[amap,AstroRange]はAstroGraphics図 amap で使われるAstroRangeの値を返す.
例題
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Wolfram Research (2022), AstroRange, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/AstroRange.html.
テキスト
Wolfram Research (2022), AstroRange, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/AstroRange.html.
CMS
Wolfram Language. 2022. "AstroRange." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/AstroRange.html.
APA
Wolfram Language. (2022). AstroRange. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/AstroRange.html